プロボクシング22年全日本スーパーフェザー級新人王で日本同級4位の大谷新星(24=真正)がメキシコ逆輸入ボクサーと優勝賞…

プロボクシング22年全日本スーパーフェザー級新人王で日本同級4位の大谷新星(24=真正)がメキシコ逆輸入ボクサーと優勝賞金1000万円のフェニックスバトル・スーパーフェザー級トーナメント1回戦で激突する。

30日、東京・後楽園ホールで同級6位木谷陸(25=KG大和)とのトーナメント初戦を控え、29日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨んだ。58・8キロでパスした木谷に対し、大谷は58・9キロでクリアした。

昨年12月、サウジアラビアで防衛戦を控えていた4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)のスパーリング相手を務めた。大谷は「めちゃくちゃいい経験になったと思う。強いし、異次元な存在です。それも含めて、また感じるものがあって、また頑張ろうというエネルギーになりました。良かったです」と振り返る。従来通り、好戦的スタイルを変えることはなく「いつも通りに倒しにいきます」と言葉に力を込めた。

小学2年から中学卒業まで井岡ジムに通ったが、就職後からジムから遠ざかって道にそれた。18歳の時、強盗や傷害で少年院へ。導いてくれたのが母から手渡されたという元WBC世界バンタム級王者の辰吉丈一郎の自伝本だった。真正ジムの門をたたき、元マル暴の警官だった山下正人会長に支えられながら着実にレベルアップを続けている。

大谷は「このトーナメントは日本タイトルが取りたいので、そのための試煉。しっかり勝っていって成長できたらと思っている」と気合を入れ直していた。【藤中栄二】