<大相撲初場所>◇千秋楽◇25日◇東京・両国国技館大関安青錦(21=安治川)が、西前頭4枚目の熱海富士(23=伊勢ケ浜)…

<大相撲初場所>◇千秋楽◇25日◇東京・両国国技館

大関安青錦(21=安治川)が、西前頭4枚目の熱海富士(23=伊勢ケ浜)との優勝決定戦を制し、2場所連続優勝を果たした。新大関での優勝は2006年の白鵬以来20年ぶり、新関脇と新大関での連覇は双葉山以来89年ぶり。

立ち合いは187センチ、195キロの巨体を生かした熱海富士が前に出たものの、安青錦が右の下手を引いて得意の低い体勢。しかし、ここから熱海富士が左から引っ張り込むようにして安青錦を強引に起こし、右の差し手を返し安青錦はバンザイをする形になってしまった。熱海富士が圧倒的に有利な形と思われたが、安青錦がバンザイの左手を熱海富士の首に巻いて起死回生の首投げを打つと見事に決まった。

NHKの向正面の解説を務めた舞の海秀平さんは「こんしんの力で右からすくい上げる熱海富士の姿に力が入った」と熱海富士をたたえ、正面の解説琴風浩一さんは「安青錦の足腰がいい。首投げはそんなに決まる技じゃない」と、勝負強さに感心していた。