<オランダリーグ:アヤックス2-0フォレンダム>◇24日◇第20節◇ヨハン・クライフ・アレナ(アムステルダム)冨安健洋(…

<オランダリーグ:アヤックス2-0フォレンダム>◇24日◇第20節◇ヨハン・クライフ・アレナ(アムステルダム)

冨安健洋(27)の復帰はお預けとなった。オランダ1部エールディビジのアヤックスに先月加入した元日本代表DFが、ホームのフォレンダム戦で約1年3カ月ぶりのベンチ入り。イングランド・プレミアリーグの名門アーセナルに所属していた24年10月5日のサウサンプトン戦以来、実に476日ぶりのメンバー入りを果たした。

一気に試合出場まで期待されたが、交代5人目まで呼ばれることはなく、次戦以降に持ち越し。それでも、日本代表DF板倉滉(28)とともにリストに名を連ねただけで、大きな1歩となった。ベンチから、目の前の距離で試合を見届けた。板倉は後半途中から出場した。

23年に右膝を手術。1度は復活したものの25年2月にも再び手術を受ける状況に追い込まれ、長期離脱していた。24-25年シーズンの公式戦出場は1試合だけ。アーセナルと双方合意の上で契約を解除し、その後は所属なしでリハビリに専念していた。

今年6月のFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会に向けて調整してきた中、昨年12月にアヤックスへ電撃入団。6月末までの短期契約で加入が発表されていた。

昨年末に一時帰国した際には「森保さん(監督)が優勝を掲げていますし、僕もW杯の舞台に立って、優勝に貢献できればいいなと思っています」と願望を込めていた。日本代表は3月31日にイングランド代表とウェンブリー競技場で対戦。アーセナルの本拠があるロンドンで「もちろん、そこは目指していますし、ファンにも結局、あいさつできていないので、ちゃんと自分の元気な姿を見せられることができたら最高のシナリオ」とリハビリの励みにもしており、早期の復帰を目指していく。

冨安はJリーグのアビスパ福岡から、シントトロイデン(ベルギー)ボローニャ(イタリア・セリエA)を経て21年にアーセナル入り。主にサイドバックとして活躍したが、負傷が相次ぎ、フリーからアヤックスの一員となった。欧州チャンピオンズリーグ(CL)の前身大会を3連覇するなど、計4度のヨーロッパ制覇を誇る強豪に加わり、本拠を構える首都アムステルダムから再起を図っている。