今週の日曜日は、中山競馬場でアメリカジョッキークラブカップ(GII)が行われます。 過去10年のAJCCは中山芝22…
今週の日曜日は、中山競馬場でアメリカジョッキークラブカップ(GII)が行われます。
過去10年のAJCCは中山芝2200mで行われています。非根幹距離での一戦になりますので、特殊な適性が求められる条件と言えます。そんな異質な条件で争われるAJCCですが、意外にも人気馬の活躍が目立っています。
過去10年のAJCCで3着以内に入った30頭のうち、25頭が6番人気以内に支持されていた馬となっています。非根幹距離にはなりますが、中山外回りということもあり、比較的人気馬が力を出しやすい条件なのかもしれません。
一方、7番人気以下の馬は5頭が馬券に絡んでいます。この5頭のうち4頭が2200mで勝ち鞍を残していて、非根幹距離への適性を示していました。残る1頭は18年のマイネルミラノ。この馬は2200mでの勝ち鞍はありませんでしたが、AJCCで多くの好走馬を輩出しているステイゴールドの産駒。距離適性を示す実績こそありませんでしたが、血統面からAJCCに向いているタイプだったと言えそうです。
苦戦傾向にある7番人気以下の馬でも、距離適性や中山芝2200m向きの血統馬であれば、低評価を覆して好走する可能性があることは覚えておきたいところです。
そんなAJCCで、はたしてAIはどういった結論に至ったのか。早速ですが、AIに弾き出された注目馬をご紹介します。
◆実績のある舞台で重賞初制覇に期待
今週のAJCCでAIが本命に抜擢したのは、悲願の重賞初制覇を狙うドゥラドーレスでした。
週初の本命候補にも挙がっていた本馬ですが、最終追い切りや枠順発表後もその評価に変化はなく、AIも太鼓判を押しているようです。
ドゥラドーレスは想定オッズで5番人気以内が有力な馬で、過去の傾向からも好走する可能性が高い1頭と言えます。加えて、AJCCと同じ舞台で行われた昨年のオールカマー(GII)で2着に好走。すでにこの条件への高い適性も証明していますし、今回も好勝負が期待できそうです。
これまで重賞勝ちの実績はありませんが、22年の菊花賞(GI)で4着と掲示板に載るなど重賞では5戦して2着3回3着1回と安定した成績を残しています。現在、重賞では3戦続けて連対中ですし、いつ重賞タイトルを獲得しても不思議のない馬と言えます。
前走のオールカマー(GII)はレース序盤こそ中団後ろに控える形でしたが、向正面で早めに動いた他馬に合わせるかのように前目へ進出。積極的な競馬を見せながら直線でもしっかりと脚を使って2着。
勝ったのはGIで2勝を挙げるレガレイラでしたので、相手が悪かっただけ。GIで好走実績のあるヨーホーレイクには先着していますし、自身の力は十分に発揮しています。今回は前走のようにGIを勝っている馬はいませんし、このメンバーなら重賞初制覇のチャンスは十分。
前走後はGIに挑戦するプランもあったようですが、目を傷めてしまい休養へ。今回が復帰戦となります。この中間は12月末から入念な乗り込みを消化。1週前追い切りではウッドコースの3頭併せで内目から手応え十分に先着。最終追い切りは坂路コースで単走と軽めでしたが、終いまできっちりと伸びていましたし、間隔は開いていますが力を出せる状態に仕上がっていそうです。
今年で7歳になる本馬ですが、中間の動きから衰えは感じられません。今回は実績のある舞台にもなりますし、能力通りに走れれば自ずと結果はついてくるのではないでしょうか。