<フィギュアスケート:4大陸選手権>◇24日◇北京国家体育館◇男子ショートプログラム(SP)【北京=勝部晃多】2月6日に…
<フィギュアスケート:4大陸選手権>◇24日◇北京国家体育館◇男子ショートプログラム(SP)
【北京=勝部晃多】2月6日に開幕するミラノ・コルティナ五輪代表の三浦佳生(かお、20=オリエンタルバイオ/明大)が、今季の自己ベストを記録する98・59点で首位に立った。5度目出場の友野一希(27=第一住建グループ)は97・19点で2位、山本草太(26=MIXI)は94・68点で3位発進。前日23日に3人全員が表彰台に立った女子に続き、日本勢が上位を独占した。
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三浦は控えめに拳を握った。今季自己最高得点を約6点更新。初五輪への予行演習と位置づける同大会で好発進し、「すごく落ち着いてできたっていうのが一番。大会自体を楽しめている」とうなずいた。
自分ルールを破った。今季から演技に集中するため、あえて他の選手の演技を見ないように心がけてきた。だが、今回は違った。「個人競技だけど純粋に頑張ってほしいなって」。山本、友野と今季の国際大会で苦しんできた「仲間」の勇姿を、直接その目で見届けようと“解禁”した。
先輩たちは、前の滑走順でミスのない演技を披露。「『できるんじゃないか』って根拠のない自信がわきました」。2人に続き、2本の4回転ジャンプとトリプルアクセル(3回転半)を着氷。会心の演技につなげた。「女子に続きたいよね」。その言葉を実現させ、上位3人が出席できるSP後の会見の席を日本勢で独占。「それが一番よかった」と笑い合った。
ステップとスピン2本は最高レベルの4に届かなかった。4回転トーループの出来栄え点も予想を下回り「詰めていくところはたくさんある」と冷静だ。今大会はあくまで通過点。25日のフリーも「金メダルとか全然見ていない。何を改善するべきか見つけたい」と姿勢を貫く。夢舞台で活躍する道筋は描けている。
◆4大陸選手権 国際スケート連盟(ISU)主催で、欧州以外の国・地域(アメリカ、アジア、オセアニア、アフリカの4大陸)が参加する。第1回は99年で毎年1月か2月に開催。同時期に行われる欧州選手権に対抗し、選手たちに国際経験を積ませることが目的。参加枠は各国最大3人(3組)まで。