巨人から現役ドラフトで加入した日本ハム菊地大稀投手(26)が24日、沖縄・名護での先乗り自主トレ初日に、チーム一番乗りで…

巨人から現役ドラフトで加入した日本ハム菊地大稀投手(26)が24日、沖縄・名護での先乗り自主トレ初日に、チーム一番乗りでブルペン入りした。直球にフォークなどをまじえ36球を投じ、順調な仕上がりぶりをアピールした。5年連続で行った雪山トレーニングで鍛えた体を、最高気温18度と温暖な沖縄で躍動させた。

   ◇   ◇   ◇

ニューカマーがいきなりブルペンに入った。菊地は捕手と示し合わせた35球を終えると、“おまけ”の1球を投じた。「体が良く動く。ちょっとバラけるところがありましたけど、初めてにしては、そんなに悪くはなかったです」。この日から始まったキャンプ地、沖縄・名護での先乗り自主トレで手応えを口にした。

冬は巨人時代から雪山トレーニングを続けており、今オフも北信越地方の雪山にこもってスキー場の斜面や登山道を走りまくってきた。「雪が積もっているとバランスを取るのが難しい。雪の下に石とかもあり、その中でトレーニングすることで、普通の地面に立つことがすごく楽になる」と狙いを説明した。

しっかり下半身を鍛え上げたことで、この日の投球練習でも「楽に無駄な力を使わずに投げられている。トレーニング成果が出始めている」。雪山から南国へ。「暖かい方が気持ちよく投げられる」と、テンションが一気に上がった。

主力メンバーも多く顔をそろえる先乗り自主トレには、24年オフの現役ドラフトで加入した吉田の助言で参加した。「環境に慣れることもそうですし、あいさつもキャンプ初日にやるより前に来てやった方がどんどん進む」。桐蔭横浜大でバッテリーを組んでいた後輩吉田には「分からないことは全部聞いてます」と感謝した。

新庄監督とのコミュニケーションツール、インスタグラムは「まだやってないです。機会があったら始めようかなと思ってます」。まずは仕上がりをキャンプで猛アピールし、指揮官のハートをわしづかみする。【永野高輔】

◆菊地大稀(きくち・たいき)1999年(平11)6月2日生まれ、新潟県佐渡市出身。佐渡-桐蔭横浜大を経て、21年育成ドラフト6位で巨人入団。22年4月29日に支配下登録され、同日阪神戦で初登板。23年5月13日広島戦で初勝利。24年オフに育成再契約し、25年7月に支配下復帰。同年オフに現役ドラフトで日本ハム移籍。通算73試合5勝7敗1セーブ、防御率3・70。186センチ、89キロ。右投げ左打ち。