西武佐藤爽投手(22)が24日、静かなる闘志を燃やした。育成契約2年目、初の春季1軍キャンプ入りが決定。「(プロに)入る…

西武佐藤爽投手(22)が24日、静かなる闘志を燃やした。育成契約2年目、初の春季1軍キャンプ入りが決定。「(プロに)入る時から2年目が勝負だろうと思っていたので。イメージしてた感じには来てくれてますけど、ここからが本当に…」。語尾は濁したが、強い思いは表現した。

身長177センチ、直球の最速は昨季だと140キロ少々。130キロ台もあった。昨秋のキャンプでは西口文也監督(53)に言われた。

「(他の)人とは違って球速のない投手だから、低めに集めて変化球とコントロールをしっかりやらないといけない投手だよ」

それがうまくいって、昨季終盤は2軍でも先発ローテーションに入り、4勝を挙げた。独特の球筋に対応できない打者も多かった。

1軍キャンプは本人も「うれしかった半面、緊張の気持ちが強いというか。一番はびっくりしました」というほど。先発起用か、それともリリーフか。

「どうなんですかね…。でもどこでも行けるんで」

先発でも中継ぎでも-。不透明ともいえるが、一方で双方への可能性は佐藤爽の立場からしたらむしろ追い風になる。「最初からアピールして、良ければ開幕支配下を狙えたらいいなっていう気持ちで」。西口監督のように、ひょうひょうと投げる。【金子真仁】