レジェンドの偉大な記録が生まれてから今年で20年が経った。今週末に京都競馬場で行われる若駒ステークス(3歳・リステッ…
レジェンドの偉大な記録が生まれてから今年で20年が経った。今週末に京都競馬場で行われる若駒ステークス(3歳・リステッド・芝2000m)は、05年にディープインパクトが制したこともあり、出世レースとして知られる。そんな一戦で武豊騎手は、02年から06年まで、5年連続勝利を達成している。
若駒Sのレース名で実施されるようになったのは89年のこと。さっそく同年は武豊騎手がタニノジュニアスとのコンビで勝利し、92年にはナリタタイセイで2勝目を挙げている。
圧巻だったのは02年から。同年はモノポライザーとタッグを組み、単勝1.1倍の圧倒的な支持に応えて1馬身半差の快勝。03年はのちに重賞3勝を挙げるリンカーンで白星を飾り、04年にはディープの兄にあたるブラックタイドで勝利した。さらに05年はディープインパクトをきょうだい制覇に導き、06年には素質馬フサイチジャンクで制して5連覇。07年も1番人気のクルサードで出走し、さらなる記録更新に期待がかかったものの、ここはモチの粘りに屈してハナ差2着だった。それでも現在まで、中央競馬における同一特別競走の連覇タイ記録となっている。
武豊騎手と並んで最多記録を持つのが福永祐一元騎手(現調教師)。03年のフェニックス賞をメイショウボーラーとのコンビで勝つと、04年にエイシンヴァイデン、05年にエイシンアモーレ、06年にシルバーストーン、07年にビーチアイドルで制して、同じく5連覇とした。
さて、武豊騎手はその後、24年の若駒Sをサンライズジパングで制し、同一競走8勝目を挙げている。今年はウィズクィーン(牝3、栗東・上村洋行厩舎)とのタッグでエントリー。坂井瑠星騎手が騎乗した前走は3着止まりだったが、今回は2勝馬が不在の組み合わせとあって、大きな差はないだろう。大記録から20年の節目に、レジェンドがレース9つ目の白星を手にするだろうか。