2026年1月22日、イタリアの古豪A.C.ペルージャが、日本語版公式エックス(旧ツイッター)で伝説の“デビュー戦2ゴ…
2026年1月22日、イタリアの古豪A.C.ペルージャが、日本語版公式エックス(旧ツイッター)で伝説の“デビュー戦2ゴール”の映像を公開し、サッカー元日本代表MF中田英寿氏の49歳の誕生日を祝った。
今から28年前、1998年の9月13日だった。ワールドカップ・フランス大会閉幕直後のイタリア・セリエAの開幕戦。昇格組のペルージャが本拠地レナトクーリに王者ユベントスを迎え撃った。
試合は予想通り、ユベントスが圧倒。ジネディーヌ・ジダンやデル・ピエロ、ディディエ・デシャン、エドガー・ダーヴィッツ、フィリッポ・インザーギらスター選手たちが余裕の試合運びを見せ、前半を終えて3−0と一方的な展開となった。だが後半、21歳の日本人選手が王者を慌てさせた。
1点目は後半7分、右サイドのタッチライン際でボールを拾ったジャンルカ・ペトラッキがドリブルで駆け上がってボックス内へ浮き球のパス。そこに走り込んだ中田が、完璧なファーストタッチで足元にボールを収めると、2タッチ目で前に持ち出し、3タッチ目で強烈な右足シュート。名手GKアンジェロ・ペルッツィのニアサイドを打ち破った。
さらに後半13分だった。右サイドからのクロスボールからゴール前で混戦にると、GKが弾いたボールが吸い込まれるように中田の元へ。すると背番号7は、体を倒しながらの叩きつける右足ボレーを放ち、再びゴールネットを揺らしたのだ。
■「この衝撃は忘れられないねぇ」
この28年前の伝説の2ゴールの実況付きのロングバージョンの映像を、現在はセリエCで戦っているペルージャの日本語版公式エックスが「本日は中田英寿の誕生日!伝説のデビュー戦、ユベントス戦での2ゴールを振り返りましょう」と公開し、「お誕生日おめでとうございます!」と祝福メッセージを贈った。
するとSNS上には「この衝撃は忘れられないねぇ」「いまだに衝撃的!しかもデビュー戦」「一生忘れませんよこの試合」「懐かしい。ほんとにすごい衝撃デビューだった」「いつ見ても最高の動画」「“信じられない!”とか“ナカタだナカタだナカタだ!”とかもはや名言か(笑)」などファンから多くのコメントが寄せられた。
最終的に試合は3−4で敗れたが、この試合で信頼と評価を得た中田はその後も躍動を続けてシーズン10得点を記録。断トツの降格候補だったペルージャをセリエA残留に導いた。
あれから28年、欧州トップリーグには多くの日本人選手たちが活躍しているが、その道を切り拓いたのは、間違いなく中田だ。その“始まり”の2ゴールをリアルタイムで観たファンたちは、49歳となった中田の誕生日を祝福しながら、久しぶりに当時の興奮を呼び起こしたようだ。