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1月21日、各地で「東アジアスーパーリーグ(EASL)2025−26シーズン」グループステージが行われ、アルバルク東京が昌原LGセイカーズ(韓国)と敵地で対戦。88-81でグループステージ3勝目を飾った。
同12日に行われた天皇杯決勝でもロスター9名で挑み見事14大会ぶり3度目の優勝を果たしたA東京は、EASL4戦目はさらに平岩玄を欠き8名で試合に臨んだ。12月17日に20点差近い点差で勝ち星を挙げている相手とはいえ、インサイドはライアン・ロシター、セバスチャン・サイズの2枚という苦しい状況である。
昌原LGセイカーズは抜け目なくその隙を突き、試合序盤からインサイドを起点に点を重ねリードを許した。「2点をある程度許してもいいから、キャッチ&シュートの3ポイントは絶対に与えない」という方針を固めていたというA東京は、前回の試合で31本中11本の3ポイントを許した相手に、試合全体で17本中4本に抑えて見せる。これには、自身も相手のポストプレーを体を張って守ったロスターが「本当によく守ってくれた」と、ガード陣に勝算を送った。最後はテーブス海やマーカス・フォスターを中心に確率良く3ポイントを沈めたA東京が競り勝ち、「今日は本当に全員が要所でステップアップし、良いプレーをしてくれた」と試合を振り返っている。
「天皇杯を経て、少ない人数でも戦える自信がついた」と明かしたキャプテンのザック・バランスキーは、喉を痛めて声があまり出ない状況だったというが、「(菊地)祥平が声をより出してくれました」と、チームメンバー全員で戦っていたことを示している。「誰がいてもいなくてもやることは変わらないし、いるメンバーでも絶対に勝てるというメンタリティで戦っています」と、強い覚悟を持って試合へ臨み、天皇杯での勢いそのままに勝利を掴んだ。
Bリーグのシーズン開幕から負傷離脱者が多数発生し、いまだその状況は変わらず向かい風の中にいる名門・A東京。しかし、そんな逆境を逆手に取り、さらに絆を深めている。
「私たちはチームとして本当に仲が良く、お互いと一緒にプレーすることを楽しんでいます。それはコート外での絆やケミストリーが、コート上にも表れているからだと思います。誰かが苦しい状況にあれば、必ず誰かがカバーに入る。お互いを本当に大切に思っているからこそ、言い訳をせず、最後まで戦い抜いて勝利をつかもうという気持ちでプレーできています」(ロシター)
大黒柱のその言葉通り、チーム一丸となって戦うA東京が苦難のシーズンでどこまで羽ばたいていくのか、目が離せない。
【動画】8人で戦い抜いたA東京…EASL昌原LGセイカーズ戦