社会人企業チーム、日本製紙石巻(宮城)の橋本優哉内野手(32=桐蔭横浜大)が20日、石巻リトルシニアに向けた野球教室“橋…

社会人企業チーム、日本製紙石巻(宮城)の橋本優哉内野手(32=桐蔭横浜大)が20日、石巻リトルシニアに向けた野球教室“橋本塾″を開催した。「教えることは結構難しいですが、改めて自分の確認にもなります」と話した。

今季で11年目を迎えるベテランは複数ポジションをこなすオールラウンダーとしてチームを支える。アマチュア最高峰の指導に選手らは目を輝かせた。松川凰介主将(2年)は「直接学べる貴重な機会をつくっていただけて、本当に恵まれているなと感じています」。試合観戦に球場にも足を運ぶ松川。「負けていても声を出して、逆境に立ち向かう姿は本当にかっこいいです」と胸を高鳴らせた。

日本製紙石巻は地域に根ざしたチームを目指し、野球教室やイベントなどの地域活動にも積極的に参加している。石巻市は11年の東日本大震災で津波による甚大な被害を受けた。市民にとっては、まさに光りのような存在だ。それでも橋本は「僕たちの方が恵まれているなと思います。地域の子どもたちやシニアの子に教えに行ける環境はなかなかないので、すごくありがたいです」と感謝した。カテゴリーの違いは関係ない。これからも野球を通して石巻を熱くする。【木村有優】