アメリカジョッキークラブカップ(4歳上・GII・芝2200m)は4歳馬が強いレースだ。近10年の成績は【3-4-3-…

 アメリカジョッキークラブカップ(4歳上・GII・芝2200m)は4歳馬が強いレースだ。近10年の成績は【3-4-3-14】の勝率13%、連対率29%、複勝率42%。以上の3つの数字は全て、他の世代を上回っている。馬券に絡んだ10頭のうち、実に9頭が3番人気以内とあって回収率は低調だが、人気馬の信頼度は◎だ。

 今年は3頭の4歳馬が出走する。その中でエース格はショウヘイ(牡4、栗東・友道康夫厩舎)だろう。25年の京都新聞杯で重賞初制覇を果たすと、日本ダービーでも3着に健闘。秋初戦の神戸新聞杯でもエリキングと一騎打ちの末、クビ差の2着に食い下がった。前走の菊花賞では14着に大敗したが、敗因は3000mで折り合いを欠いたことと明白。京都新聞杯と同じく2200mの今回は、2つ目のタイトル獲得に期待がかかる。

 他の2頭も十分にチャンスがある。ジョバンニ(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)は25年の若葉Sの覇者。牡馬三冠に皆勤し、皐月賞が4着、日本ダービーと菊花賞が8着と、大崩れなく走った。牡馬にしてはシャープな馬なので、古馬を迎えての成長があれば理想だが、GIIなら上位争い必至だろう。もう1頭のファウストラーゼン(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)は25年の弥生賞の覇者。今回は日本ダービーで18着に敗れて以来、約8カ月ぶりの実戦となる点がどうかだが、持ち味の捲りでレースを盛り上げてくれそうだ。

 古馬となっての初戦を勝利で飾るのはどの馬か。3頭の走りに要注目となる。