サッカーの町・滋賀県甲賀市。全国高校サッカー選手権で、県内最多出場を誇る水口高校が、29大会ぶりに全国へ帰ってきた。指揮…
サッカーの町・滋賀県甲賀市。全国高校サッカー選手権で、県内最多出場を誇る水口高校が、29大会ぶりに全国へ帰ってきた。
指揮を執るのは今大会最年少監督。選手の多くは、中学時代に主力として脚光を浴びた存在ではない。それでも歩みを止めず、積み重ねてきた日々が、この冬の舞台につながった。
1回戦から3回戦まで、ひたむきに戦い抜き、結果はベスト16。数字以上に、挑み続けた時間がピッチに残った。
大会を終えたロッカールームで監督は「この舞台に立てたことは、人生の財産になる」と語りかけ、応援してくれた人々への感謝と、胸を張って帰ることの意味を伝えた。その言葉は、選手たちの背中を静かに押した。
勝利以上のものを残した選手権。水口高校サッカー部は、滋賀に勇気と記憶を刻み、それぞれの次の一歩へと進んでいく。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部
