1月25日(日)に中山競馬場で行われるアメリカジョッキークラブカップ(4歳上・GII・芝2200m)。中距離路線の実…

 1月25日(日)に中山競馬場で行われるアメリカジョッキークラブカップ(4歳上・GII・芝2200m)。中距離路線の実績馬が始動する一戦には、昨年のダービー3着馬ショウヘイ、重賞で3戦連続2着のドゥラドーレスなどがエントリーしている。本稿では同レースの開催にあたり、歴代勝ち時計をランキング形式で紹介する(中山芝2200mでの開催に限る)。

■5位 2分12秒5 2003年 マグナーテン

 01年、02年の関屋記念、02年の毎日王冠と重賞3勝を挙げ、同年のジャパンCでも4着に入った実力馬。03年始動戦のAJCCでは、単勝1.7倍の圧倒的な1番人気に推された。これまで同様に好スタートからハナに立ち、12秒前後のミドルラップを刻む逃げ。直線では後方待機のグラスエイコウオーが鋭く追いすがってきたが、半馬身振り切り、4つ目のタイトルを手にした。

■4位 2分12秒1 2025年 ダノンデサイル

 前年のダービー馬。暮れの有馬記念でも3着に好走し、AJCCではレーベンスティールと人気を分け合うかたちで、1番人気に支持された。スタートすると戸崎圭太騎手が馬群の外目に誘導し、道中は中団の7、8番手から運んだ。3、4コーナーの勝負どころではかなり外々を回らされる恰好になったが、上がり最速の末脚で計ったように差し切り、25年の始動戦をものにした。

■3位 2分12秒0 2016年 ディサイファ

 15年の札幌記念など、それまでに3つのタイトルを獲得。混戦模様となった16年のAJCCでは、サトノラーゼンに続く2番人気でレースを迎えた。ゲートの反応はひと息だったが、好ダッシュで内の6、7番手を確保。勝負どころから馬群を縫うように、内から馬群の外に持ち出すと、直線では鋭い末脚を披露した。最後は後続に1.1/4馬身差の快勝で、重賞4勝目を飾った。

■2位 2分11秒9 2017年 タンタアレグリア

 3歳時には青葉賞で2着。古馬になってから、阪神大賞典2着、天皇賞(春)4着などの実績はあったものの、重賞未勝利や8カ月半の休み明けが嫌われて、AJCCでは単勝14.7倍と人気を落としていた。道中は中団に位置していたが、残り800m過ぎから内目をスルスルと進出。直線でもしぶとく脚を伸ばし続け、ゼーヴィントに半馬身差を付けて、待望の初タイトルをつかんだ。

■1位 2分11秒4 2005年 クラフトワーク

 重賞連勝中の勢いが買われ、AJCCでは単勝1.7倍とかなりの支持を集めた。8枠13番の大外枠からゲートをとび出し、道中は5、6番手を確保。600m過ぎの勝負所から鋭い決め手を発揮し、上がり最速35.1秒の末脚で他馬を封じこんだ。1000m通過が59.2秒の締まったペースになったことも手伝い、勝ち時計は20年以上が経った現在もなお、レースレコードとなっている。