2026年がスタートした。昨年も多くの話題を振りまいた高校野球界だが、今年はどんなドラマが待っているのだろうか。今年の活…

2026年がスタートした。昨年も多くの話題を振りまいた高校野球界だが、今年はどんなドラマが待っているのだろうか。今年の活躍に期待を込め、昨年秋の地区大会で好成績を収め、今年のセンバツに出場が有力なチームのメンバーを紹介する。

 昨年の近畿大会で準優勝したのは、智弁学園(奈良)だった。県大会決勝で天理との継続試合で逆転勝ちして優勝。近畿大会では打撃戦を制して決勝まで勝ち上がって準Vを手にした。準々決勝ではサヨナラ勝ち、準決勝では逆転勝ち、決勝は敗れたが7回までは同点と、接戦を演じてきた。明治神宮大会で準優勝した神戸国際大付(兵庫)とは実力的には互角で、全国の頂点に立てる力はある。

 投手陣を引っ張るのは左腕エース・杉本 真滉投手(2年)。昨年秋の近畿大会では4試合中、2試合に先発しいずれも完投勝利を挙げた。初戦の近大付(大阪)戦では15奪三振の快投。東洋大姫路(兵庫)との準々決勝でも粘投の末にチームを勝利に導いた。近畿大会4試合20回を投げ、22奪三振と「ドクターK」ぶりも発揮した。

 奈良大会の決勝、宿敵のライバル・天理相手に3失点完投勝利を挙げて、プロ注目の実力を見せている。さらにこの試合は自らも2本の本塁打を放って投打にわたって優勝に貢献した。

 打撃陣では、角谷 哲人捕手(2年)と逢坂 悠誠内野手(1年)、八木 颯人内野手(2年)がそれぞれ近畿大会で4割を超える高打率をマークした。

 4番の逢坂は滋賀学園(滋賀)との準決勝で本塁打もマーク。決勝の神戸国際大付ではマルチ安打を放った。3番の角谷は全4試合でマルチ安打の絶好調で、本塁打こそないが4本の長打を放つなど、長打力を発揮した。八木は8、9番を任され、チャンスメークに徹した。

 昨年は春季大会3回戦でコールド負けを喫し、夏のシードを逃すなど屈辱を味わった。新チームとなった今年のチームは先輩が味わった悔しさをバネに、今年はセンバツの舞台から強さを発揮する。