ビシェットの流出は間違いなく痛手だ(C)Getty Images ブルージェイズからFAとなっていたボー・ビシェットが、…

ビシェットの流出は間違いなく痛手だ(C)Getty Images
ブルージェイズからFAとなっていたボー・ビシェットが、メッツと契約合意に至ったと報じられた。契約内容は3年総額1億2600万ドル(約195億円)。これまでのプロキャリア7年を過ごしたブルージェイズに別れを告げ、新天地で世界一を目指すこととなる。
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昨シーズン、ブルージェイズは32年ぶりにワールドシリーズ(WS)に進出。ドジャースと激闘を演じ、ビシェットは最終戦で大谷翔平から3ラン本塁打を放つなど、強烈な存在感を見せつけていた。チームの顔の1人でもあった27歳の他球団移籍は、今オフの中でも極めてネガティブな出来事であることは間違いない。そして、現地メディアもビシェットとの別れに複雑な想いを抱いているようだ。
球団の情報を発信する『FANSIDED JAYS JOURNAL』では、現地時間1月17日配信のトピックにおいて、ビシェットのメッツとの契約合意を報じている。その中では、「オフシーズンは暗転した。2026年は、ブルージェイズのファンが望んでいた形では始まっていない」などと論じている。
さらに、今月15日にはドジャースとカイル・タッカーの契約合意のニュースも流れたことから、同メディアは、「わずか24時間のうちに、ブルージェイズは市場の目玉と目されていたカイル・タッカーの獲得に失敗し、さらに自前のスーパースターであるボー・ビシェットとの再契約にも至らなかった」として、無念さを滲ませた。
またトピック内では、ビシェットの退団について、「ロス・アトキンスGM体制下で『プレーオフの英雄』と見なされながら、翌シーズンにチームへ戻らなかった3人目の選手」であると説明。16年にオリオールズとのワイルドカードシリーズでサヨナラ本塁打を記録したエドウィン・エンカーナシオン、22年ポストシーズン2試合で2本塁打4打点の活躍を見せたテオスカー・ヘルナンデス、2人に続くケースだと訴えている。
同メディアは、ビシェットのWSでのパフォーマンスを称えながら、「先人たちと同じく、そのポストシーズンの瞬間がブルージェイズのユニホームを着た彼の最後の姿となる」と指摘。その上で、「しばらくは痛みが残るだろう。スプリングトレーニング前に新たな補強があったとしても、2026年にメッツのユニホームを着たボーを見る光景に、ブルージェイズのファンが心の準備を整えることはできない」と心境を打ち明けており、「今、重要なのは、シーズンが本当に動き出した時に勝てるかどうかだ。その時は、2か月余りでやって来る」と綴り、トピックを結んでいる。
今オフ、積極的な補強を続けているブルージェイズにとって、ビシェットの移籍はチームにどんな影響を及ぼすのか。その答えは、新シーズンでの結果により明らかになるはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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