ドジャースでレギュラー争いから脱落したキム・ヘソン(C)Getty Images 来る新シーズンも待ち受けるのは険しい競…

ドジャースでレギュラー争いから脱落したキム・ヘソン(C)Getty Images
来る新シーズンも待ち受けるのは険しい競争だ。昨季に3年総額1250万ドル(約19億6250万円)でドジャースとサインしたキム・ヘソンの立場は、いまだポジションが確立されていない不安定なものとなっている。
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最終的に万感の世界一で幕を閉じたルーキーイヤーは、当人にとってはまさに鍛錬の日々だった。MLB投手たちへの適応に苦しんだ春先にデーブ・ロバーツ監督から「打撃に疑問点はある」と指摘されるなど、実力不足を露呈したキム・ヘソンは開幕を待たずとしてマイナーに降格。夏場に再昇格を果たし、ポストシーズンではロースター入りこそ果たしたものの、代走や守備固めとサブ的な起用に終始し、華々しい活躍はできなかった。
ドジャースとの契約前には、マイナー降格拒否権も付帯した5年2800万ドル(約43億9600万円)を提示したエンゼルスからの誘いもあった。そうした背景を客観的に見れば、「スター軍団」への加入は間違いだったのではないかとも思える。
しかし、競争に身を通した本人は自らの決断が間違っていなかったと声を張る。韓国の日刊紙『スポーツ朝鮮』のインタビューに応じたキム・ヘソンは、「とても良く、見て学ぶ点がとても多かった。その中で自分がどう生き残り、どう成長すべきかという考えを常に持つようになった」と語り、ドジャース移籍が間違いではなかったと強調した。
「他のチームだったならという考えを持ったことは一度もない。なぜなら、他のチームに行っても、僕がレギュラーになる保証はないし、競争しなければならないのは変わらない。どうせ競争しなければならないのなら、最高のチームで競争して勝ち抜くことに挑戦してみようという気持ちで移籍を決めたんだ。だから、他のチームに行けば、もっと良かったという考えは一度もしたことがないんだ」
実力主義の競争社会に飛び込むなら最高の環境にいたい――。飽くなき探求心でドジャース入りを決意した。だからこそ、「この中でどう成長するか、どう生き残るかを問い続ける方が価値がある」と語るキム・ヘソンに、世間が思うほどの「後悔」はない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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