現地1月16日、ドイツ・ブンデスリーガ2部の第18節が行われ、デュッセルドルフが1−0でビーレフェルトに勝利。この試合…

 現地1月16日、ドイツ・ブンデスリーガ2部の第18節が行われ、デュッセルドルフが1−0でビーレフェルトに勝利。この試合が新天地デビュー戦となったMF田中聡が称賛を集めた。

 現在23歳の田中は、湘南ベルマーレU-18から2021年にトップ昇格を果たし、昨季はサンフレッチェ広島で主力として活躍して、ベストイレブンにも選出された。そして今冬にデュッセルドルフと4年半契約を結んで完全移籍し、この日が新天地デビュー。田中個人にとっては、ベルギー1部コルトレイクへの期限付き移籍(2022年8月〜2023年6月)して以来、2度目の欧州デビューとなった。

 中盤の位置に入った田中は、献身的なプレーを続けて攻守に存在感を発揮し、勝利に貢献した。その象徴的なシーンが後半23分だった。

 相手が自陣左サイドでボールをつなぎ、攻撃のスイッチを入れた場面。ドリブルで持ち上がろうとしたドイツ人MFマリウス・ワーラーに対して、中央にいた田中が戻りながら猛然とプレスを仕掛ける。そして相手に激しく体をぶつけながら、しっかりとボールにタックルしてノーファウルでボールを奪取した。さらに田中は味方とのパス交換の後、最前線へ鋭い縦パスを通してみせた。

■「聡が最高に聡してる」

 この田中のデビュー戦での挨拶代わりの圧巻のボール奪取シーンに対して、SNS上には「聡が最高に聡してる」「カッコ良すぎるぞ聡」「デビュー戦からめちゃくちゃ聡じゃん」「タナカンテはドイツでも健在やな」「最後の縦パスもいいな」「こりゃ代表入るの時間の問題だね」など称賛と期待の声が多く寄せられた。

 1−0で勝利したデュッセルドルフは、今季リーグ戦で初の連勝を飾り、勝点20(6勝2分け10敗)の14位に浮上した。現在リーズ・ユナイテッド所属の日本代表MF田中碧在籍時は、1部昇格プレーオフ進出を果たすなど2部の上位争いを繰り広げていたデュッセルドルフだったが、今季は開幕から低迷している。しかし、同じ苗字で“タナカンテ”と呼ばれるほど優れたボール奪取力を持つ男の加入は間違いなくプラスになる。今後の巻き返しへの期待が高まっている。

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