<ノルディックスキー:ワールドカップ(W杯)ジャンプ男子>◇個人第17戦◇17日◇札幌市大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ…
<ノルディックスキー:ワールドカップ(W杯)ジャンプ男子>◇個人第17戦◇17日◇札幌市大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)
小林陵侑(29=チームROY)が合計256・0点で5位だった。1回目126・5メートルで10位だったが、2回目130メートルで順位を上げた。今季出場17戦全てでトップ10入りをしており、2大会連続金メダルを目指すミラノ・コルティナ五輪に向けて安定した結果を出し続ける。日本のエースは五輪シーズンの盛り上がりを感じ、士気を高めている。
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飛び終えた小林陵は「いいゲームだった」とほほ笑んだ。横からの向かい風だった1回目は「(飛び出しの)タイミングのミスもあったけど、すごい難しい風の中で、でも全然最悪ではない」とまずまずの表情。不利な追い風に変わった2回目、130メートルまで距離を伸ばした。「良かったんじゃないですかね」とうなずいた。
うれしかったのは同学年の中村直幹(29=フライングラボラトリー)が自己最高2位に入ったこと。海外遠征中には同部屋になることも多く仲が良いだけに、「久しぶりに表彰台に帰って来て、それが札幌で。深いっすね。彼が頑張っているのを一番近くで見ているのでうれしい」。感動含む喜びを、独特なフレーズで表現した。
大倉山には多くの観客が集まった。注目の高まりを感じており、エースは「やっぱオリンピック前なので。2本目いいジャンプを見せられたので良かった」。会場を盛り上げたいという思いを強く持っている。この日、日本人が2人立った表彰台には立てなかったが、五輪前の地元では最後となる18日の試合に向けて「明日はいいジャンプしたいっす。2本そろえたい」と意気込んでいた。【保坂果那】