◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 初日(15日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)フロントナイ…

16歳の長崎大星は後半に崩れて出遅れた

◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 初日(15日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)

フロントナインを終えて1アンダーは決して悪い数字ではなかった。16歳の高校1年生、長崎大星(勇志国際高)は後半にスコアを崩して「75」。主催者推薦で初出場したPGAツアーで5オーバー112位に沈んだ。

フェアウェイからの第2打を2mにつけた3番、バーディが先行した長崎はその後、強くなった風に翻弄された。イーブンパーで迎えた後半13番、ティショットが左からの追い風に乗り、大きく右に曲がった。「10番ホールで結構、右に流されちゃったので、左(のライン)ギリギリを向いて打ったんです。体がそれを嫌がって、逆に出球が右に行ってしまった」というミスからダブルボギー。続く14番もティショットが右ラフに飛びボギー、17番(パー3)は右のバンカーに捕まって2つ目のダボをたたいた。

昨年のアジアパシフィックアマチュアで惜敗の2位に

昨年11月の「アジアパシフィックアマチュア選手権」で2位に終わって「マスターズ」出場を逃した。ナショナルチームのユニフォームに身を包み、ハワイで最高峰のツアーに挑戦。日本人最年少でのデビューラウンドは「耐えきれなかったところが、一番良くなかった点かなと思います。風が強くなったり、弱くなったり、急に止まったりするのが難しかった」と空の呼吸に対応しきれなかった。

同じくトップアマである兄の煌心(こうしん)が今大会はキャディを務める

プレー中は「そこまで緊張することもなかった」という。同組のニール・シプリーが「すごく気さくな方で、話しかけてくれて序盤は楽にできた」と心の支えにもなった。同選手は昨秋、宮崎県での日本ツアー「ダンロップフェニックス」で来日。「自分は出身が宮崎で。(シプリーが)『ご飯がすごくおいしかった。ヤキニク!ヤキニク!』って(笑)。優しい方でした」

ほろ苦いデビューに

出遅れが悔しくないはずがない。「やっぱり上位を目指したかったです。まだめげずに、予選通過を目指して頑張りたい。ひとつでも多く学んで帰れたらいいなと思います」。午前スタートの第2ラウンドに全てを尽くす。(ハワイ州ホノルル/桂川洋一)