第104回全国高校サッカー選手権大会。神村学園は決勝の舞台・国立競技場で躍動し、見事に優勝を果たした。これにより、夏のインターハイと合わせて「夏冬2冠」という偉業を達成した。

今年の神村学園には、その圧倒的な強さを支える確固たる背景があった。 それは、学園が掲げる「人柄教育」である。有村圭一郎監督は、日常からの礼儀作法や立ち居振る舞いをサッカーに取り入れてきたことが、この大舞台での結果やピッチ上での振る舞いに繋がったと語る。 6万人の観衆が見守る中で見せた景色は、技術だけでなく、彼らが積み重ねてきた人間力の結晶でもあった。

凱旋した鹿児島空港で、多くの人に出迎えられた選手たち。 6年間チームを牽引したキャプテンの中野陽斗は感謝を述べ、プロとして「次は夢を与える立場になりたい」と前を向いた。また、得点王に輝いた日高も「日本を代表する選手になりたい」と世界を見据えた。 日本一を掴んだ彼らの冬は、新たな夢へと繋がるスタートラインとなった。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部