2025年の国内女子ツアーで年間女王に輝いた佐久間朱莉が、昨年12月に死去した師匠の尾崎将司さんへの思いを語った。13…

佐久間朱莉は年間女王祝勝パーティで温かいサポートにも感謝した

2025年の国内女子ツアーで年間女王に輝いた佐久間朱莉が、昨年12月に死去した師匠の尾崎将司さんへの思いを語った。13日に都内で開かれた「年間女王祝勝パーティ」でも恩師の話題に涙をこらえるシーンがあり、「(気持ちを)整理できているかと言われたら、まだできていない。いまでもすごく寂しいですし、会えるものなら会いに行きたい」と胸中を吐露した。

胸に刻んだたくさんの教えを改めてかみ締める。「なかなか勝てなくて苦しんでいた時、『俺も優勝の数より2位の方が多いんだ』って教えてくださって。もう勝てないかも…と思う時もあったけど、あれだけ勝った方がそう言っているのなら『私はまだまだだな』っていう風に毎回気持ちを奮い立たせてもらえた。去年の結果があるのは、ジャンボさんのひと言もあったから」。近いようで遠かった初優勝をつかむまでの日々を支えてくれた言葉にも導かれ、一気に頂点へ駆け上がった。

尾崎さんが亡くなる前に年間女王戴冠を直接報告できたことは、せめてもの恩返しになった。「最後に会えて、家族葬にも私は行かせていただけたので最後まで見送ることはできた。伝えたいことはたくさんあったけど、『本当に、本当にありがとうございました』って。顔を見て報告できたので、たぶん見守ってくださっているんじゃないかなという風に思っています」

新シーズンに向けて準備は始まっている

3月5日開幕の「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球GC)で始まる新シーズンへ向け、すでに動き出している。「クヨクヨして、オフをもったいなく過ごしていたら、ジャンボさんに怒られる。いったん気持ちをリセットするようにしています」。今月末からは米アリゾナ州で3週間ほどの合宿も控えており、「技術的な部分で言うと、コントロールショットの精度をもう少し上げていきたい。クラブそれぞれの距離の幅を広げたいし、どの番手でもスピンを落とした打ち方ができるように練習したい」と意欲的に話す。

目指すのは毎年勝てる選手になること。尾崎さんとの最後の会話で約束した国内メジャー初優勝もターゲットとして譲れない。「まずは1勝したい。去年達成できなかったメジャー制覇、それから年間5勝、平均ストローク60台とその目標に向かって頑張っていきたい」と誓った。(編集部・石井操)