阪神高橋遥人投手(30)が、鎮魂の日に、神戸の被災地に勇気を届ける。1995年に阪神・淡路大震災が発生した17日、神戸市…
阪神高橋遥人投手(30)が、鎮魂の日に、神戸の被災地に勇気を届ける。1995年に阪神・淡路大震災が発生した17日、神戸市を訪問。野球教室などを開催し、野球少年たちとの交流を通じ、31年前に思いをはせる。
静岡県で生まれ育った高橋が神戸を深く知るようになったのは、阪神入団後に知り合った友人がきっかけ。3年前から同市長田区の飲食店に足を運ぶようになり、地域住民と交流を深めた。地域産業のゴム工場が密集していた長田区は震災で発生した大火で4759棟が全焼し、921人もの死者を出すなど壊滅的な打撃を受けた。学校施設が避難所になり、家族を亡くした被災者が肩を寄せ合い、眠れぬ日々を送っていた。そんな悲しい町の歴史を知った。また長田区にある村野工(現彩星工科)出身で92年の阪神ドラフト1位左腕・故安達智次郎さんにも感銘を受けた。16年に41歳で亡くなった安達さんが地元の復興に尽力していたことを聞き、自身も力になりたい思いを強めた。
17日当日も地域住民と交流。復興イベントにも参加する。たゆまぬ努力で復興への歩みを続けてきた町で、7度の手術を乗り越えてきた不屈の左腕が、鎮魂への祈りをささげる。