【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】◆血統で振り返るシンザン記念【Pick Up】サンダースト…
【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】
◆血統で振り返るシンザン記念
【Pick Up】サンダーストラック:1着
父ロードカナロアは2020年から昨年まで6年連続で総合種牡馬ランキング第2位。その父キングカメハメハは2012年から7年連続2位となっており、それに次ぐ数字です。キングカメハメハは2010、2011年に首位になった経験があるのですが、ロードカナロアにはありません。今年こそは壁を破りたいところです。まだ年が始まったばかりですが、サンダーストラックやベラジオボンド(新春S)の活躍により、現時点で首位に立っています。
母シーブルックは南半球のニュージーランド生まれ。同国のATCシャンペンS(芝1600m)という2歳G1を勝ちました。母の父ヒンチンブルックは2014-15年にオーストラリアでファーストシーズンサイアーチャンピオンとなっています。
母方にデインヒルを持つロードカナロア産駒は、ベラジオオペラ、ファストフォースという2頭のGI馬のほか、ファンタジスト、ボンボヤージ、アスクワンタイムといった重賞勝ち馬が出ています。土曜日の黒竹賞でダート2勝目を挙げた3歳馬マクリールもこのパターンです。
気性面が成長すれば2000mあたりまでならこなせそうな血統です。
◆血統で振り返るフェアリーS
【Pick Up】ブラックチャリス:1着
父キタサンブラックは、イクイノックス、クロワデュノール、ソールオリエンス、ウィルソンテソーロなどの父。2000m以上のビッグレースにおける強さが最大の魅力ですが、ブラックチャリスは母方の血の影響でスピードタイプに出ています。
母ゴールドチャリスは芝1400m以下で3勝を挙げたスプリンターで、大敗したとはいえ3歳春にはNHKマイルCに駒を進めています。3代母シルバーレーンのファミリーには、ブラックホーク(安田記念)とピンクカメオ(NHKマイルC)の兄妹のほか、ステイフーリッシュ、ロジチャリス、グレイルといった重賞勝ち馬が出ています。
戦績どおり短めの距離が合うタイプですから、桜花賞→NHKマイルCの路線で期待したい馬です。