本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。 今週の重…

 本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。

 今週の重賞競走は日曜日に京成杯(GIII)と日経新春杯(GII)が行われます。その中から京都競馬場で行われる日経新春杯を取り上げます。まずは過去の傾向を12年以降の京都芝2400mで開催された日経新春杯(計10レース)から探っていきます。

 データ対象の10レースで3着以内に入った馬は、すべて前走で2000m以上に出走。前走が1800m以下だった馬は19頭が出走しすべて馬券圏外となっています。

 データ対象の日経新春杯は京都芝外回りの2400mで行われています。京都外回りの高低差は4.3m。向正面半ばあたりから3コーナーにかけて上り、4コーナーにかけて下るレイアウトとなっているので、非常にタフなコースと言えます。

 また、データ対象の日経新春杯は京都芝のAコースが使用されており、直線距離は403.7mと比較的長くなっています。道中でしっかりと脚を溜めて、余力を残した状態で直線へ向くことも重要と言えます。

 京都芝2400mで行われる日経新春杯については、長い距離を走れるスタミナや道中で溜めを利かせて走ることが好走条件のひとつであると言えます。前走で1800m以下に出走していた馬は距離延長となりますので、道中で上手く溜めを利かせられないのでしょう。また、前走で長い距離を使っていないことからスタミナ面にも不安を感じさせます。このような点から前走1800m以下の馬は苦戦する傾向が強くなっているのではないでしょうか。

 今年の日経新春杯も京都Aコースの芝2400mが舞台になりますので、前走の距離については必ずチェックしたいところです。それでは早速ですが、今週の日経新春杯でAIから導き出された火曜日時点での本命候補3頭をご紹介します。

◆前走大敗馬の激変に注意!?

ヤマニンブークリエ

 前走の菊花賞(GI)は16着に大敗。道中は好位につけましたが、力みが目立つ走りでした。3コーナーでは、外から動いた馬の影響で位置取りを下げるロスもありました。また、直線は外目を通った馬が上位に来る馬場でもありましたし、前走の大敗は馬場や距離、展開などがマイナスに働いたことが要因で参考外と言えそうです。

 2走前のセントライト記念(GII)では2着に好走。先着されたのはGIで2勝を挙げているミュージアムマイルで相手が悪かっただけですし、条件が合えば重賞でも通用する能力は示しています。今回は2400mに距離が短縮されるのはプラスになるはずです。1週前追い切りはウッドコースの長めを消化と意欲的な内容でしたし、ガラリ一変があっても不思議はありません。

サブマリーナ

 昨年の新潟大賞典(GIII)で2着に入っているように、重賞でも通用する能力がある本馬。ここ2走は良績を残せていませんが、前走の京都大賞典(GII)での16着は直線入り口で両サイドから挟まれる不運があっての結果。エンジンのかかりが遅いタイプで、勝負所での不利は致命的でしたし、前走に関しては度外視できる一戦。2走前のチャレンジC(GIII)での4着は、条件が不向きな阪神内回りだったことを思えば悪くない結果と言えます。

 今回の舞台となる京都外回りでは、5戦2勝3着1回。着外になったのは前走の京都大賞典と5走前のオリオンS(3勝クラス)。オリオンSは前残りの展開を中団から差して4着。展開のアヤで結果を残せなかった印象ですし、このレースも参考外と言えます。今回は乗り慣れた武豊騎手と再びコンビを組むのはプラスですし、この馬の力を出し切ることができれば上位争いになっても驚きはありません。

ライラック

 23年のエリザベス女王杯(GI)で4着になってからは、しばらく低迷が続いていた本馬。年齢的にピークを過ぎた印象がありましたが、昨夏以降はクイーンS(GIII)、アイルランドT(GII)で4着に入り復調の兆しを見せます。そして、前走のエリザベス女王杯では9番人気ながら、上がり最速タイの脚を使って3着と完全復活。

 昨年末は有馬記念を目標に置いていましたが、残念ながら出走は叶わず。ただ、有馬記念の前から出走できなければ日経新春杯へ行くことも考えにあったそうですし、予定が延びた影響はなさそうです。近4走は上がり2位以内の脚を使っていますし、終いの脚が生きる京都外回りは歓迎。持ち味を生かせる展開になれば、ここでも活躍してくれるのではないでしょうか。