◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 事前情報(12日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)2000…

62歳のビジェイ・シンがPGAツアーにカムバック。キャロウェイのニューモデルを発見した

◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 事前情報(12日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)

2000年の「マスターズ」を含むメジャー3勝の62歳、ビジェイ・シン(フィジー)が通算34勝を挙げたPGAツアーに帰ってきた。キャロウェイの未発表ドライバーとともに、2021年以来、約5年ぶりのレギュラーツアーの戦いに臨む。

PGAツアーチャンピオンズを主戦場にしてきたシンは今季、生涯獲得賞金上位(歴代6位)の資格を行使してPGAツアーに復帰した。今大会の出場も2021年以来。ツアーきっての“練習の虫”の様子は変わらない。開幕3日前からドライビングレンジの端で打ちまくり、今後について「まだ分からないけれど、足の具合と相談して決めていくよ」と穏やかに話した。

ビジェイ・シンのクラブセッティングとキャロウェイのニュードライバー

キャディバッグの中に1本入っていた1Wは、昨年12月にR&Aと全米ゴルフ協会(USGA)の適合ヘッドリストに掲載された、キャロウェイのニューモデルとみられるもの。ソールには「QUANTUM(クアンタム)」、これまでの同社製品でツアー発の「トリプルダイヤモンド」を示してきた◆◆◆の刻印があった。

ツアー6勝のクリス・カークらも同じ1Wをハワイに持ち込んだ。ソール前方には一般的なスクリュー型のウエートが埋め込まれ、後方にはFADE(フェード)とNEUTRAL(ニュートラル)と記されたラウンド型のパーツが付いている。会場のメーカー担当者によると、こちらの内部のウエートを操作することでも弾道を微調整できるという。

クリス・カークも◆◆◆を選んだ

シンの1Wのロフト表記は8.5度。「キャロウェイのクラブを長らく使ってきた。数週間前にもらったばかり」だという。フェードボール主体のプレースタイルで、「まず左に行かないことを重視して、球が理想の高さまで上がることを考える」のがクラブテストの作業工程。「ライアングルはフラットなのが好みで、今回はすぐに替えられた」と明かした。

藤倉コンポジットの50g台のシャフト(硬さTX)を装着した1Wの飛距離は、現在もキャリーで285ydを計算するという。「62歳で? いやいや、来月(2月22日)に63歳だよ」…。レジェンドシニア、恐るべし。(ハワイ州ホノルル/桂川洋一)