ひじの故障で野球を断念することがないように、静岡県野球協議会が12日、「野球ひじ」の検診会を県草薙総合運動場の屋内練習…
ひじの故障で野球を断念することがないように、静岡県野球協議会が12日、「野球ひじ」の検診会を県草薙総合運動場の屋内練習場で開いた。2023年から始まり、小・中学生約180人が参加した。
医師や柔道整復師らが超音波などを用いて、ひじに異常がないかを確認した。トレーナーによる体のメンテナンス講座などもあわせて開かれた。
協議会の柔道整復師、中江暢秀さんによると、野球ひじは関節の中に軟骨がはがれ落ちる「離断性骨軟骨炎」に代表され、成長期に発症する。投球のしすぎなどが原因で、全体の3%くらいの選手に起きるという。
初期は無症状だが、痛みが出てからでは手遅れになる。かつてはプロ野球・ロッテの選手だった中江さん自身、成長期のころから野球ひじの兆候があり、ひじのけがが引退の一因になったという。
中江さんは「早期発見が大事。故障が原因で野球をやめてしまう人を減らせれば」と話した。
受診した市内の少年野球チームで三塁手を務める小泉琥大郎さん(11)は「これからけががないよう、ストレッチなどを大切にしていきたい」と話した。(滝沢貴大)