<スペイン・スーパーカップ決勝:バルセロナ3-2レアル・マドリード>◇11日◇ジッダ(サウジアラビア)レアル・マドリード…

<スペイン・スーパーカップ決勝:バルセロナ3-2レアル・マドリード>◇11日◇ジッダ(サウジアラビア)

レアル・マドリードのシャビ・アロンソ監督(44)がタイトルマッチのクラシコに敗れた後、「疲労のため自ら交代を要請した」と好調だったビニシウスを終盤に下げた理由を説明した。

Rマドリードは11日にジッダ(サウジアラビア)で開催されたスペイン・スーパーカップ決勝でバルセロナと対戦した。序盤からボール支配率で大きく下回り、前半36分にパスミスでラフィーニャに先制点を許した。その後、アディショナルタイムに反撃し、47分に左サイドでパスを受けたビニシウスがクンデを股抜きで突破して同点。その直後、レバンドフスキにリードされるも、CKからゴンサロが再び同点にした。しかし、後半28分、ラフィーニャにまたもやゴールを決められ、その直後にコンディションが万全でないエースのエムバペを投入するも流れを変えられず、2-3で敗れた。

試合後、シャビ・アロンソ監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。まず、今季最初のタイトルを落としたことについて、「いくつもの感情が入り交じっている。タイトルを勝ち取れなかった失望感がある一方、チームが全力を尽くしてくれたことに誇りを感じている。我々は最後まで戦い抜いた。さまざまな局面のある、非常に拮抗(きっこう)した展開だった。チームは最後まで尽力し、あと1歩のところまで迫った」と残念がった。

ゲームプランについては、「チームは素晴らしい姿勢で献身的に戦った。ボールを持てずに耐え抜かなければならない時間帯があることは理解していたが、自分たちのやっていることに確信を持つ必要があった。最初の30分間は相手にほとんどチャンスを与えず、その後、短時間で多くのことが起こった。後半はビニシウスの左サイドから幸先の良いスタートを切ることができた。リバウンドで2-3のゴールを許してしまったが、我々は同点にするチャンスを得られると確信していた。でも、PK戦に持ち込むための決定力が足りなかった」と話した。

シャビ・アロンソ監督はまた、調子を取り戻したビニシウスについて、「85分までとても良かったが、疲労のため自ら交代を要請した。湿気も多かったしね。彼は違いを生み出し、あのゴールは本当に素晴らしかったし、サイドで脅威になっていた。結果には満足していないが、シーズンの残りに向けてポジティブな要素を引き出せる。今は選手たちの回復が最も重要だ」と言及した。

けが明けのエムバペについては、「2-3のリードを奪われる直前に投入する予定だった。試合の流れを変え、脅威を与え、ライン間やスペースで彼を連係させたいと考えていた」と起用法を説明。続けて、「試合のインテンシティーを考えると、先発できる準備ができていなかった」と万全の状態ではなかったことを強調した。(高橋智行通信員)