過去の出走馬の中にはオルフェーヴルやアーモンドアイ、ジェンティルドンナなどが名を連ねる伝統あるレースだが、近年ではN…
過去の出走馬の中にはオルフェーヴルやアーモンドアイ、ジェンティルドンナなどが名を連ねる伝統あるレースだが、近年ではNHKマイルC、あるいは桜花賞を目指す馬たちにとってのステップレースとなっている。舞台となる京都競馬場芝1600mコースは2角奥の引き込み線からスタート。ゲートからしばらくは平坦だが向正面なかばから3角にかけての約400mで約4m上がり、そこからの約200mで一気に下る難コースだ。
◎アルトラムスは京都競馬場内回り芝1600m新馬戦優勝馬。あまり褒められたようなスタートではなかったが、すぐにリカバリーして中団から。半マイル通過46.7秒はデビュー戦としてはタフな流れになったが馬群の中でしっかりと脚を溜めると、最後は12.2秒、11.7秒、11.4秒の加速ラップをものともせずに残り100m付近で先頭に立つと、後続にあっさりと3馬身の差をつけた。480kgという恵まれた馬体だが、まだフットワークに未完成な部分を残すので1度実戦を使われた上積みは大きそうだ。
〇モノポリオは東京競馬場芝1800m新馬戦優勝馬。前後半の半マイルが48.9秒〜46.9秒というスローの流れを好位で追走し、最後は11.5秒、11.5秒、11.7秒の流れの中で、残り300m付近で先頭に立つと、ゴールでは後続に0.4秒差。このレースの2着馬は次走で、3着馬も2歳戦で勝ち上がっておりレースレベルも悪くない。前走のアイビーSは新馬戦から約4か月ぶりの実戦でプラス20kg。力みながらの後方追走となったために伸びきれなかったが、それでも能力の一端は示した。
▲サウンドムーブは京都競馬場芝1800m未勝利戦優勝馬。デビュー戦はふわっとしたスタートで半マイル通過48.1秒という流れに乗れず、最後も差を詰めてはいるが、前を行く馬たちを捕まえることが出来なかった。未勝利戦では互角のスタートから前半3ハロン34.4秒、半マイル通過46.1秒という速い流れを余裕たっぷりに追走し、直線入り口で“持ったまま”先頭に並びかけると、最後は少し行儀の悪いところを見せながらも後続を0.3秒、突き放した。まだ奥がありそうだ。
△ディアダイヤモンドは新潟競馬場芝1600m未勝利戦優勝馬。勢いよくゲートを飛び出すと半マイル通過50.6秒というスローの流れを自分で作りだし、最後3ハロンを32.9秒。直線に坂がない新潟競馬場の外回りコースとはいえ、軽く気合をつけた程度で後続に7馬身の差をつけた。東京競馬場芝1400mデビュー戦は逃げ、先行馬総崩れの中で最後まで渋太く脚を伸ばして0.1秒差3着。能力は認めるが、熱発明けで7月以来のレース。やや割り引いた。
あとは、こうやまき賞のレースぶりが鮮やかだった△クールデイトナ、ワンターンコースに戻って△バルセシート。大型馬△サンダーストラックのレースぶりにも注目したい。