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 1月11日、国立代々木競技場第一体育館で『第92回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会』女子決勝が行われ、ENEOSサンフラワーズが3大会ぶり28度目の優勝を果たした。デンソーアイリスは猛追及ばず通算8度目の準優勝。2年ぶり2度目の優勝とはならなかった。

 デンソーは、前半からENEOSのガード陣にペイントを攻め込まれる苦しい展開を強いられた。第3クォーターも先手を取られて14点差をつけられたが、その後リバウンド争いで優位に立ち12-0のランで猛追。同終了間際には今野紀花のミドルジャンパーで追いついた。勝負の第4クォーターには一時逆転し、一進一退の展開に持ち込んだものの、同中盤に立て続けに3ポイントを決められ一気に点差が拡大。最後は追いかけることができず、最終スコア62-76と突き放された。

 デンソーを率いるヴラディミール・ヴクサノヴィッチヘッドコーチは、試合後の記者会見で「個人的には5回目の準優勝」と悔しさを滲ませつつ、「ENEOSが良かったと思います。体も強かったし、自信を持ってプレーしていたと思いますし、うちよりエナジーを持って試合を迎えたのかなと思います」と、最多28度目の優勝を果たした対戦相手を称えた。

 6日間で4試合を戦った自チームのパフォーマンスについては、何度も「エナジー」という言葉を使い、「前半で試合が決まったわけじゃないけど、カムバックするのに第3クォーターでだいぶエナジーを使ってしまった。第4クォーターはエナジーが尽きてしまった」と振り返った。

 チームのキャプテンを務める赤穂ひまわりは、「いい流れが来ていたのにまた4ピリで失速してしまったのが自分たちの弱さ」と淡々。「追いついたところでは、リバウンドをしっかりとれたり、相手のやりたいことをやらせないということができていたんですが、相手がアジャストしてきたときにこちらがアジャストできなかった。今シーズンはリバウンドで苦戦しているところがあるので、そこで差がついてしまった」と、敗因を分析した。

 また、過密日程による影響について問われると、「個人的にはそれでなにがあったのかというのはない」とキッパリ。準決勝では“女王”富士通レッドウェーブを下すなど、会心の試合運びを見せてきたが、最後の最後に「よくないところが出てしまった。もったいない大会だったなと思います」と、今大会を総括した。

 Wリーグでは、24日からレギュラーシーズンのリーグ戦が再開。現在Wリーグプレミア2位につけているデンソーは、シャンソン化粧品シャンソンVマジックとの2連戦で再始動する。

【動画】デンソーvsENEOS…第92回皇后杯決勝のハイライト映像