J2モンテディオ山形が11日、キャンプ地・静岡・御前崎市内で新体制を発表し、YouTubeチャンネルでLIVE配信を行っ…

J2モンテディオ山形が11日、キャンプ地・静岡・御前崎市内で新体制を発表し、YouTubeチャンネルでLIVE配信を行った。新加入選手6人が登壇し、渋沢大介スカウト強化部長(35)が補強ポイントなどを説明した。

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「強い山形を」。渋沢スカウト強化部長は力強く口にした。例年は山形県内で新体制発表を行っていたが、2月に始まる「百年構想リーグ」に向け、今季はすでにキャンプを開始している。昨季途中から就任した横内昭展監督(58)が続投し、「山形一丸」のスローガンを掲げ優勝を目指す。

24年はJ1昇格プレーオフ(PO)に進出。準決勝で岡山に敗れるも、昇格まであと1歩だった。だが、昨季は6月にはJ3自動降格圏内に迫る17位と低迷。途中就任の横内監督が立て直し、10位で終えるも課題が残った。その中でも渋沢スカウト強化部長はメンタル面を挙げた。

「僕自身の反省でもありますが、どこかで『昇格できるな』と思い込んでしまっていたのが大きな間違いでした。昇格するチームはハングリーというか、下からはい上がっていくメンタリティーだったり、タフさというものを兼ね備えていました。そういう意味では図に乗っていたわけではないですが、『俺たちは昇格できる』というメンタリティーの持ち方が難しかったと思います」

昇格のカギに挙げた“ハングリー″を新戦力にも期待する。「ほとんどが昨季悔しい思いをした選手たちです。その悔しさを持って『何かをつかみたい』『自分を成長させたい』とか、大きな欲を兼ね備えている選手たちなので、『みんなではい上がっていこうぜ』というマインドに乗せたいと思います」と話した。

アスルクラロ沼津から完全移籍したMF柳町魁耀(かいよう=23)もその1人だ。昨季J3の沼津では8得点を挙げるも、チームは最下位に終わり、「J3・JFL入れ替え戦」でも敗れて降格。この悔しさは新天地で晴らすつもりだ。「選手である以上、オファーが来たからには自分の持っている力を全て発揮したい山形のために全力で戦います」と力強く口にした。

何事にも貪欲に。まずは「百年構想リーグ」を制し、J1昇格へ弾みをつける。

各選手のコメントは次の通り。

▽MF田中祉同(しどう、22=国士舘大から加入) 渋沢強化部長の「強い山形を作りたい」という熱意にひかれて加入を決めました。プロ1年目ですが、物おじせずに自分の武器を出して頑張ります。

▽MF平賀大空(そら、20=J1京都から育成型期限付き移籍) 山形のために貢献したいと思いました。短いシーズンですが、全勝で優勝できるように頑張ります。

▽MF竹ノ谷優駕スベディ(18=前橋育英から加入) 山形のスタッフや選手、ファン、サポーターのみなさんが温かく、山形であれば成長できると思いました。1年目から山形の勝利に貢献できるように頑張ります。

▽DFイ・ドンヒ(25=浦項スティーラーズから完全移籍) 新しいチャレンジをしたいと思っていました。ミーティングを通じて横内監督のサッカーの哲学やサポーターの応援の映像を見て魅力的なチームだと思い、山形に決めました。

▽MFタリソン・アウベス(26=NKオリンピアリュブリユナから完全移籍) 新しい挑戦をしたいと思い、山形からのオファーがあり、迷わずサインしました。持っている力を全部だして山形のために頑張ります。