ヤクルト高橋奎二投手(28)が後輩の挑戦に刺激を受けつつ初の1軍完走を目指す。11日に今年初めて2軍球場の戸田で練習し、…

ヤクルト高橋奎二投手(28)が後輩の挑戦に刺激を受けつつ初の1軍完走を目指す。11日に今年初めて2軍球場の戸田で練習し、キャッチボールなどを実施。

年明けは5日ごろから体を動かし始めた。23年WBCメンバー入りなど実績のある左腕だが、実は規定投球回到達も、開幕から出場選手登録を抹消されずに投げ続けたこともない。「1年間フルというのは1回もできていない。1年間(先発)ローテーションを守りたい」。新年で改めてプロ11年目の今季の決意を口にした。

昨季は2度の故障離脱があった。全て先発で8試合の登板にとどまり3勝2敗の防御率2・36。「昨年はケガをしてしまって何もできず、というところだった」。今オフの調整は「順調にきている。キャンプに向けた体作りを今はやっている」。今月中にはブルペンに入って投球する予定だ。

昨年12月には村上宗隆内野手(25)の、ポスティングシステムでの米ホワイトソックス移籍が決まった。「会って『おめでとう』という話をしたりはした。また、『頑張って』と言いたい」。23年の侍ジャパン世界一や21、22年のヤクルトのリーグ連覇等に、ともに貢献してきた仲間の挑戦。「30(本塁打)打ってほしいし、打つと思う。壁にぶち当たると自分でも言っていたけど、それを跳ね返す力は持っている。それぐらい負けん気がある選手。何度でもはい上がっていく」と活躍に太鼓判を押した。

「僕も負けずにしっかり日本で結果を残していきたい」

自身も23年オフの契約更改では将来的なメジャー挑戦の意思を直訴している。「そこを目指してやります」と語るプロ初の開幕投手から、先発ローテーションの一員として投げ続けることが今季の目標。そして、好成績を残し続けた先には、MLBの舞台での対戦が待っているかもしれない。【塚本光】