第104回全国高校サッカー選手権の決勝進出チームが決定した。1月12日に国立競技場で行われる決勝は、神村学園と鹿島学園の…
第104回全国高校サッカー選手権の決勝進出チームが決定した。1月12日に国立競技場で行われる決勝は、神村学園と鹿島学園の対戦となる。両校とも初の決勝進出で、初優勝を懸けた頂上決戦である。
【独占密着】鹿島学園サッカー部に密着、茨城旋風を巻き起こす強さの秘密に迫る
神村学園は夏冬2冠に王手 死闘のPK戦を制す
インターハイ王者の神村学園が、夏冬2冠へあと1勝とした。準決勝の尚志戦は開始5分に先制を許したが、後半73分に日髙元のヘディングシュートで同点に追いつく。1-1のまま延長戦でも決着はつかず、勝負はPK戦に突入。最後は9-8で競り勝ち、鹿児島県勢としては21大会ぶりの決勝進出を果たした。
攻撃陣の破壊力が際立つ。準々決勝で4得点を挙げた倉中悠駕と、準決勝で値千金の同点ゴールを決めた日髙元は、ともに6得点で大会得点ランキングの首位に並ぶ。左ウイングの徳村楓大を含む3トップに、福島和毅がゲームメイクで絡む形は、今大会を通じて大きな武器となっている。
劇的ゴールで決勝進出 鹿島学園が悲願の舞台へ
鹿島学園が、試合終了間際の劇的ゴールで決勝進出を決めた。準決勝の流通経済大柏戦は0-0のまま終盤を迎えたが、アディショナルタイムに途中出場のワーズィージェイヴェン勝がこぼれ球を押し込み、これが決勝点となった。この1点を守り切り、鹿島学園は悲願の決勝の舞台に立つ。
攻守のバランスに優れたチームである。ボランチの西川大翔が攻守の要として中盤を支え、準々決勝から復帰して以降は安定感が一段と増している。得点面では清水朔玖が4得点、内海心太郎と酒井束颯が3得点を記録しており、複数の選手が得点を分け合う組織力が強みだ。
【独占密着】初の決勝進出なるか?"夏冬2冠"を狙う神村学園の前日練習に密着
注目は得点王争いと攻撃の主導権
決勝では得点王争いも見どころの一つとなる。神村学園の倉中悠駕と日髙元が6得点でトップに立ち、鹿島学園の清水朔玖が4得点で追う展開だ。倉中は大迫勇也が持つ1大会10得点の記録更新を目標に掲げており、残り4得点に迫っている。
両チームとも積極的にゴールを狙うスタイルを貫いてきた。どちらが先制点を奪うのか、そして相手の攻撃をどう抑え込むのかが、勝敗を左右する重要なポイントとなりそうだ。
国立競技場での決勝は14時5分キックオフ予定。初優勝を懸けた両校の激突に注目が集まる。