<スペインリーグ:ヘタフェ1-2Rソシエダード>◇9日(日本時間10日)◇第19節◇ヘタフェ【ヘタフェ(マドリード州)=…
<スペインリーグ:ヘタフェ1-2Rソシエダード>◇9日(日本時間10日)◇第19節◇ヘタフェ
【ヘタフェ(マドリード州)=高橋智行通信員】日本代表MF久保建英(24)が所属するレアル・ソシエダードが、敵地でヘタフェに劇的勝利を収めた。右サイドで先発した久保は後半追加タイムに決勝ゴールをアシストした。
成績不振で昨年末に監督交代を行ったRソシエダードは、リーグ戦でここ5試合勝利なく、降格圏間近の15位。マタラッツォ監督はヤンヘル・エレーラをけがで欠く中、1-1で引き分けた前節アトレチコ・マドリード戦と同じスタメン、4-3-3システムで臨んだ。
ヘタフェはリーグ戦でここ4試合勝利のないものの10位につける。ボルダラス監督はマジョラル、ダビンチ、カマラ、アブカルをけが、ドミンゴス・ドゥアルテとジェネを出場停止で欠き、ディフェンスラインに大きな問題を抱える非常に厳しい状況下、1-1の引き分けに終わった前節ラヨ・バリェカノ戦から先発2人を変更し、4-5-1で戦った。
前半、Rソシエダードが立ち上がりからボールを圧倒的にキープした一方、ヘタフェは後ろで構え、カウンターを狙う展開で進んでいった。
中盤で激しくつぶし合い、両チームともに決定機を作れない状況が続く中、Rソシエダードは36分、オヤルサバルのパスを相手DFが中途半端にカットしたボールから、ブライス・メンデスがボレーシュートを放ち、先制点を記録した。
対するヘタフェはアディショナルタイムにようやく最初のチャンスを作るが、イグレシアスのミドルシュートはGKレミーロにセーブされた。
Rソシエダードは前半、ボール支配率で大きく上回り、ヘタフェの堅守に苦しめられながらも、少ないチャンスをものにしてハーフタイムを迎えた。
後半は1点を追うヘタフェが激しく臨むも、Rソシエダードが立て続けにチャンスを作っていく。まず7分に久保の絡んだ攻撃からゲデスがシュートを打つが枠外。続く14分、オヤルサバルが相手DFのバックパスミスから決定的チャンスを得たが、シュートを枠に飛ばせなかった。
Rソシエダードはその後、立て続けに選手交代を行って中盤をリフレッシュ。そして21分、久保がペナルティーエリア内でDFを突破してゴール前に絶妙なパスを送るが、バレネチェアのシュートは惜しくもDFにブロックされた。
さらにRソシエダードは33分と35分にオヤルサバルが試合を決めるチャンスを得るも、シュートはどちらもGKソリアにキャッチされた。
Rソシエダードの勝利が濃厚となる中、猛攻をしのいだヘタフェは終盤に反撃に出る。45分にルイス・ミジャがFKをゴール前に送り、アランバリが空中戦を制したボールをフアンミがゴール前でダイレクトで合わせ、土壇場で同点にした。
Rソシエダードはその直後、久保がカットインから左足で強烈なシュートを放つが枠外。そして追加タイム6分、久保のCKをソリアがうまく処理できず、アランバリが頭で合わせ、決勝点を記録した。
久保は前半、思うようにボールを呼び込めなかったが、後半から存在感を高めていく。同7分にドリブルがゲデスのシュートチャンスにつながり、21分にペナルティーエリア内でDFを突破してゴール前に絶妙なパスを送り、バレネチェアの決定機をお膳立てした。
久保はその後もチャンスに絡み、同点に追いつかれた直後の追加タイム2分、カットインから左足を振り抜くが枠外。そして追加タイム6分、CKからアランブルの決勝点をアシストした。
久保は右サイドを起点に最後まで走り続け、今季3度目のフル出場を果たして3アシスト目を記録し、リーグ戦6試合ぶりの勝利に貢献した。
Rソシエダードは2-1で競り勝ちし、リーグ戦6試合ぶりに勝ち星を挙げた。前半戦19試合を終え、5勝6分け8敗の勝ち点21で暫定ながら10位に浮上している。