<バレーボール全日本高校選手権(春高バレー):富士見2-0米沢中央>◇8日◇第4日◇女子3回戦◇東京体育館<バレーボール…
<バレーボール全日本高校選手権(春高バレー):富士見2-0米沢中央>◇8日◇第4日◇女子3回戦◇東京体育館
<バレーボール全日本高校選手権(春高バレー):東九州龍谷2-0富士見>◇8日◇第4日◇女子準々決勝◇東京体育館
県勢2校が大会4日目で終戦を迎えた。13年連続18度目出場の女子・富士見は3回戦で米沢中央(山形)を2-0で下すも、続く準々決勝で東九州龍谷(大分)に0-2で敗戦。悲願の日本一はかなわなかった。7年ぶり4度目出場の男子・静清は、3回戦で都城工(宮崎)にフルセットの末に1-2で惜敗。4強進出校が立つ、目標のセンターコートには届かなかった。
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富士見OH福元さやか(3年)が、絶対的エースとして覚悟を決めた。落とせば終戦の第2セット終盤。ボールを呼び込んだ。「自分のことを信じて上げてほしいとお願いした」。決して大きいとは言えない170センチの体全体を使って、何度もスパイクを打ち込んだ。それでも相手の粘り強い守備に拾われ、点差は縮まらない。最後は、ブロックアウトでポイントを奪われて試合が終わった。
チームは昨夏の全国総体で4強入り。秋の国スポでも県選抜メンバーの大半を担い準優勝した。冬こそ日本一-。本気で目指したからこそ、涙が止まらない。福元は「自分が最初から打ち切っていれば、流れも違った。情けない」。リベロの曽根くらら主将(3年)も「目標に届かず、悔しい思いでいっぱい」。試合後、しばらくコートから離れることはできなかった。
2大会前に初の8強進出を果たした同校。2度目の準々決勝に挑んだが、今季2戦2勝だった相手にリベンジを許して力尽きた。センターコート。その先の全国優勝の夢は、後輩たちに託される。主力として4試合を戦ったOH佐藤綾芽(1年)は「先輩たちは1年間、高いレベルを経験させてくれた。この経験を生かしてリベンジしたい」。甲斐健悟監督(42)も「3年生が抜け、厳しい道になると思う。ただ、日本一を狙うという意識を持って戦う経験をしたからこそ、目標を下げずに頑張りたいと思う」と誓った。【前田和哉】