川崎フロンターレは6日、川崎市内で、新シーズンに向けて始動し、デベロップメントコーチに就任したクラブのレジェンド中村憲剛…

川崎フロンターレは6日、川崎市内で、新シーズンに向けて始動し、デベロップメントコーチに就任したクラブのレジェンド中村憲剛氏(45)がグラウンドに姿を見せた。

昨季も年間を通して練習に帯同していたが、今季は新たな肩書を背負ってより深くトップチームに関わることとなった。

竹内弘明ゼネラルマネジャー(GM=53)は、「選手に対する成長とか、技術的な成長だとかまあメンタリティ的なところ、特に若い選手もU-21(リーグ)を控えて多いですし、そういったところも含めて、フロンターレが持ってる大事なところ部分だとか、成長欲をどんどんかき立てて、盛り上げてやってほしいというような意味合いでデベロップメントと名前にしました」と狙いを明かした。

普通のコーチではない点は、中村氏ならではの事情があるという。現役引退からの5年間で指導者ライセンスの取得のみならず、JFAロールモデルコーチや解説業やメディア露出など多方面で活躍した。いきなり全ての仕事を終えてコーチ業に専念するのは難しいという判断でクラブが柔軟に受け入れる形に。

「基本的には一緒にずっとやってほしいですけれども、話をする中で一番いい形ってなんだろうねと。こういう関係性ですから、長く付き合ってますし、お互い話し合って決めた感じです。やっぱり築き上げたものが簡単になかなか整理していかなきゃいけない部分があるので、そこはしっかり対応してやっていこうとなりました」

いずれは通常のコーチに移行するために期間だ。竹内GMは「未来英劫ずっとこれが続くのかっていうことではなくて、準備ができ次第という形になるのかな」とし、「フロンターレのフィロソフィーを体現できるスタッフ。遺憾なく発揮してほしい」と期待を寄せた。

現場のトップである長谷部茂利監督(54)は「中村憲剛については言うことない素晴らしいコーチだと思います」と絶賛。「日本代表のロールモデルコーチもやっていましたし、皆さん解説聞いたことあるでしょう。素晴らしい。いろんなことよくわかっていて、技術も特にボールプレーの技術はもちろんあるから、感覚的なことを、論理的にも伝えられる。両方持っていることで、選手には有益しかないと思っています」と歓迎していた。