オリックス新社長は豊臣秀吉をサポートした一族出身だった!! 1月1日付けで就任したオリックスの馬殿(ばでん)太郎代表取締…
オリックス新社長は豊臣秀吉をサポートした一族出身だった!! 1月1日付けで就任したオリックスの馬殿(ばでん)太郎代表取締役新球団社長(59)が5日、大阪市内の球団事務所の仕事始めで始動。名字、午(うま)年生まれの年男と“馬フィーバー”の新球団社長は「強く、たくましく、格好いい球団を作りたい」と所信表明した。太閤・豊臣秀吉を2度宿泊させたという一族の子孫。セパ12球団を統一する常勝軍団作りに励む。
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名字に「馬」がつき、うま年生まれで今年60歳の年男。しかもオリックス馬殿(ばでん)新球団社長は、名家の末裔(まつえい)だった。
「太閤さんが大阪城から有馬温泉に療養に行かれるときに、坂道を上がる一番最終地点が逆瀬川。そこから有馬街道の坂を登っていくんですが、2度ほど、泊まられているみたいです」
兵庫・宝塚市の逆瀬川出身。馬殿家は戦国時代は農民で、豊臣秀吉を宿泊させたこともあるという由緒が残っているという。今年はNHKの大河ドラマ「豊臣兄弟!」がスタート。太閤秀吉の天下統一を支えた血筋は、V奪回を目指すチームのけん引役としてこれ以上ない旗振り役だ。
「岸田監督の人間性が素晴らしくて、選手たちが『まもさん(護)を胴上げしたい』っていう言葉をよく聞く。私も人のために働くのは嫌いではないですが、それだけでは優勝できない。戦力は整ってると思います。(選手の)モチベーション上げて、パフォーマンスを発揮できれば、もう一度リーグ制覇、日本一に向かっていける」
2年目の岸田護監督(44)の全面バックアップを約束。3年ぶりのリーグ優勝、22年以来の日本一奪取へのサポートを惜しまない。
オリックス本社では営業畑一筋だった。「お客さんの目線と、しっかりと後進を育成することを大切にしてきました」と、経験を球団経営にも取り入れる。
「近鉄、ブルーウェーブ、今のバファローズと、世界に名だたる選手を輩出し、夢や希望を与えていると思います。選手たちも『自分も頑張れば』という強いモチベーションを持っていることがこの球団の強み。大切にしていきたいです」
野茂、イチロー、田口、現役ではドジャース山本、レッドソックス吉田らを輩出した伝統をしっかり継承していく。直近の目標は21~23年のリーグ3連覇の再現、そして日本一。豊臣をサポートした血筋を引く新トップが、セパ統一の陣頭指揮を執る。【伊東大介】
◆馬殿太郎(ばでん・たろう)1966年(昭41)6月27日生まれ、兵庫県宝塚市出身。小学生時代は野球で左翼以外を守るユーティリティープレーヤーだった。中学から大学まではテニス部に所属。甲南大経済学部を卒業し、オリックスが阪急を買収した翌90年に入社。営業を中心に富山、松山、東京中央支店長などを歴任し、法人営業本部副本部長、グループ関西副代表を歴任した。1月1日付でオリックス野球クラブ代表取締役社長オーナー代行、オリックス執行役グループ関西代表に就任した。