<B1:仙台92-75宇都宮>◇3日◇第18節第1日◇ゼビオアリーナ仙台仙台89ERSが歴史的な白星を挙げた。本拠地のゼ…

<B1:仙台92-75宇都宮>◇3日◇第18節第1日◇ゼビオアリーナ仙台

仙台89ERSが歴史的な白星を挙げた。本拠地のゼビオアリーナ仙台史上最多の4812人が見守る中、前年度王者・宇都宮を相手に、Bリーグ初年度の17年5月6日以来、8年8カ月ぶりに勝利をつかんだ。この試合前まで、なんと通算1勝19敗。ダン・タシュニーヘッドコーチ(HC、44)は「皆さんのサポートのおかげで、私が最初から掲げているダンダンよくなる、素晴らしいチームが見せることができています」と感謝を口にした。

第1クオーター(Q)からD.J・ニュービルらの3点シュートで流れを奪われるも、ジャレット・カルバーがこのQだけで16得点を挙げるなどして食らいつく。第2Qは、じりじりと詰め寄り、古巣相手に15得点と躍動した荒谷裕秀が一時同点とする3点シュートを決めた。

第3Qは、ディフェンスの強度をあげ、24秒でシュートを打ち切らせない展開をつくるなど、流れを渡さなかった。オフェンスもかみ合い、残り1分13秒で杉浦佑成がセカンドチャンスを決めきり、試合開始当初を除いて初めてリードを奪うと、荒谷のシュートで65-62。流れ乗った第4Qは、この日14得点12リバウンドのブーバカー・トゥーレがダンクシュートで会場を湧かせ、リバウンド奪取で攻め手も与えず、最後は王者を圧倒した。

今季の開幕前、タシュニーHCは宇都宮に対し「彼らに勝つこと、良い勝負ができることで、初めて自分たちがチャンピオンシップ進出を目指すチームと口にすることができる」と特に意識を示していた。その相手から、つかみ取った1勝には、大きな価値と意味がある。

「前半の課題をハーフタイムにしっかり修正し、ゲームクローズまで戦い続けてくれた選手たちを誇りに思います」。前節は4大会連続ファイナルに進出中の琉球に敵地で2連勝。確かな手応えを感じながら、リーグ屈指の飛躍を遂げていく。