今週の日曜日は、京都競馬場で京都金杯(GIII・芝1600m)が行われます。 12年以降に京都芝1600mで開催され…

 今週の日曜日は、京都競馬場で京都金杯(GIII・芝1600m)が行われます。

 12年以降に京都芝1600mで開催された京都金杯(計10レース)は、すべて厳寒期の1月に開催されています。寒さが厳しく馬体調整に苦労しやすいこともあり、休み明けの馬がいきなり結果を出すのが難しい時期。それはデータ対象の京都金杯でも同じです。

 データ対象の京都金杯で3着以内に入った30頭のうち、中9週以内で出走していた馬が28頭で全体だと複勝率は19%。一方、前走から中10週以上の馬は2勝のみで全体だと複勝率10%。複勝回収率も中9週以内の馬が高い数値を残していますので、前走から大きく間隔が空いている馬には注意が必要と言えそうです。

 今年の京都金杯も1月の開催ですし、例年の傾向通りならば前走から中10週以上の馬に大きな期待は寄せない方が賢明かもしれません。

 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】
前走から中10週以上で出走(ただし、GII以上で3着以内の実績がある馬は除く)
[0-0-0-11]複勝率0%
該当馬:キープカルム、クルゼイロドスル、コレペティトール、マサノカナリア、ヤマニンサンパ

※特に言及のない限り、データは12年以降に京都芝1600mで開催された京都金杯(計10レース)を対象にしています。

 上位人気が予想されるキープカルムが該当しました。

 データ対象の京都金杯で、前走から中10週以上で出走し馬券に絡んだのは、17年エアスピネルと14年エキストラエンド。この2頭はGII以上のレースで3着以内に入った実績があった馬。

 GII以上のメンバーを相手に上位争いを演じているのは、それだけ高い地力がある証拠と言えます。前走から大きく間隔が空いていたとしても、GII以上のメンバー相手でも通用する能力を示している馬であれば好走する可能性があるということでしょう。

 該当馬に挙げたキープカルムはGII以上で3着以上の実績はなく、今回は中10週での出走となります。過去の傾向から人気でも信頼は置けません。また、本馬はこれまでに5勝を挙げていますが、すべて4月から11月にマークしていて寒さの厳しい時期には勝ち切れていません。唯一の重賞勝ちも6月でしたし、どちらかと言えば夏馬と言えるかもしれません。

 そんな本馬が今回は冬場のレースに休み明けで出走。結果が出ていない時期であることに加え、京都金杯の過去傾向も踏まえると強くは推しにくい1頭と言えます。上位人気が有力で配当妙味も薄いですし、ここは本馬の評価を割り引いて考えた方が得策と言えるのではないでしょうか。

 重賞レースの参考に、是非お役立てください。