新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退」が1月4日に東京ドームで行われる。“…

新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退」が1月4日に東京ドームで行われる。“100年に1人の逸材”として団体を引っ張り、現役を引退する棚橋弘至(49)が運命の1・4を迎える。チケットが全席完売となった大注目の大会を前に、棚橋の激闘10選を10回にわたって振り返る。最終回は2011年9月19日、神戸でのライバル中邑戦。

<棚橋弘至・激闘10選:第10回>◇2011年9月19日◇兵庫・神戸ワールド記念ホール

IWGPヘビー級王者の棚橋弘至(34)がベルトを守った。ライバル中邑真輔(31)を26分7秒、ハイフライ・フロールで下して7度目の王座防衛を果たした。

今夏のG1を制した最強挑戦者には、ニールキックで前歯を折られた。闘争本能むき出しの中邑に対し、棚橋は「大事な相手だったし、この試合は歯1本欠ける価値がありました」と燃えた。最後はうつぶせ状態の中邑にハイフライフローをさく裂させ、そこから瞬時にエビ固めに移行するハイフライ・フロールで3カウントを奪った。

16日まで20日間のメキシコ遠征中には祖父が死去。それでも帰国せず、防衛戦に向けた武者修行に専念し「ベルトを持ってじいちゃんに報告に行きます」と涙した。さらに、この日は神戸出身で昨年11月に亡くなった「突貫小僧」星野勘太郎氏の追悼大会。「ビッシビシ、新日本プロレスを盛り上げて行くぜ」と、同氏の決めゼリフで館内を沸かせた。

試合後には内藤哲也(29)がリングに上がって王座挑戦をアピール。「挑戦は受けますけど、時代は変えませんよ」と10月10日両国大会での激突が濃厚になった。

<注>当時の記事をリメーク。記事中の年齢、肩書などの表記は当時のものを使用。