巨人・山瀬慎之助は1軍での出場機会を増やせるか(C)産経新聞社 たった1つのポジションをめぐり、5人の男たちが虎視眈々と…

巨人・山瀬慎之助は1軍での出場機会を増やせるか(C)産経新聞社
たった1つのポジションをめぐり、5人の男たちが虎視眈々と、レギュラーの座を狙っています。
阿部巨人の正捕手争いが激しさを増しています。2025年シーズンは、ソフトバンクからFAで甲斐拓也が加入。WBC日本代表でも扇の要を担った名捕手が入団したことで、「今季のスタメンマスクは甲斐」と誰もが確信する中、予想を超える事態となりました。
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それは岸田行倫のブレイク。甲斐の68試合を超える、87試合に出場し、投手に寄り添う好リードで奮闘しました。打撃面でも打率.293、8本塁打、39打点と活躍し、クリーンアップを担うこともあるなど、攻守に存在感を見せる1年になったのです。
一方、「打てる捕手」としてWBC日本代表経験もある大城卓三は打率.187、3本塁打、10打点と振るわず。根強い人気を誇る小林誠司も14試合の出場にとどまるなど、岸田の躍進が目立つシーズンになりました。
岸田は今オフ、主将に就任。チーム思いの人間性には定評があり、阿部監督からリーダーに任命されたことからも、2026年シーズンの正捕手に一番近い存在と言えるでしょう。
そして、オフシーズンの大きな話題となったのは山瀬慎之助による、出場機会を求めて他球団でのプレーを模索したい旨の発言でした。
プロ野球関係者は言います。
「山瀬は2025年、イースタン・リーグで100試合に出場し、打率.302をマークしましたが、1軍では1試合の出場のみでした。“渋滞”するチームの捕手事情を踏まえ、チャンスがあるなら他球団で勝負したいと思うのも、無理はありません。現役ドラフトや、日本ハム・松本剛のFA移籍に伴う人的補償での流出も予想されましたが、ふたを開けてみれば来季も巨人でプレーすることになりました」
ハイレベルな捕手5人による激烈バトル。巨人の指揮官がプロ野球史上屈指の名捕手である阿部慎之助監督であり、キャッチャーに求めるハードルが高いことも、正捕手争いが激しさを増す一因と言えるでしょう。
「開幕スタメンマスクにいったい誰が名を刻むのか、現時点では全く予想がつかず、キャンプやオープン戦での結果次第になりそうです。岸田と甲斐が軸と見られますが、25年は1軍出場1試合のみだった山瀬にも、26年はチャンスが与えられることでしょう。山瀬がチームに残留したというのは、球団が次世代の正捕手として期待している証拠ですから。大城は打力を生かし、一塁や左の代打としても起用が見込まれます。経験値に優れた小林も『ここ一番』のスタメンマスクに期待したいですね」
「勝てる捕手」はいったい誰なのか。ファンの興味は尽きないでしょう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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