移籍情報サイトが推察 ポスティングシステムでのメジャー挑戦を目指していた西武・今井達也投手がアストロズと3年契約で合意し…
移籍情報サイトが推察
ポスティングシステムでのメジャー挑戦を目指していた西武・今井達也投手がアストロズと3年契約で合意したと、1日(日本時間2日)に複数の米メディアが報じた。今井の予想契約は6年1億5000万ドル(約235億円)前後と報じる現地メディアがあったものの、3年総額では最大6300万ドル(約98億7000万円)の契約に落ち着いた。
米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は「1億5000万ドル規模の契約は現実味を帯びているように見えた」とし、今回の契約の背景を指摘。「2022年から2025年にかけての素晴らしい活躍によって、フリーエージェント市場では魅力的なターゲットとなったが、一部の評価担当者は、変化球の精度や過去の制球難を懸念していた。メジャーの先発として成功できるかどうかについては業界内でも意見が分かれており、それが予想を下回る(基本給の)契約に繋がったようだ」と説明した。
今井は近年のフォーム調整により変化球の球威、キレもアップ。2025年は今井が師事する鴻江トレーナーも「だいぶ仕上がってきた」と話すように、160キロを計測するなど打者を圧倒。与四球率は2.47と激減した。
ただ、3年連続で沢村賞に輝いた山本由伸投手ほど長きにわたって圧倒的な成績ではなかったことは事実。2023年には133イニングで四球61個(与四球率4.12)、昨年は173.1イニングで70個(与四球率3.63)と改善してはいるものの、関係者の眼には懸念点として映ったのかもしれない。
それでも単純計算で年俸は約33億円と、期待値は高い。同サイトは、メジャー球団の近年の傾向として、若いポテンシャルの高い選手に対して高額なオファーをしていると言及。その上で「(今井は)契約時のヤマモトの年齢より数歳上で、ローテーションの前線で投げる選手としての実績も彼(山本)に比べれば短い。ヤマモトの契約規模に及ばないのは明白だったが、年々進化を続ける姿と年齢的な面で、アストロズが自軍の先発ローテーションに彼を加えたいと考えるのに十分な要素であった」と指摘している。
村上宗隆内野手も当初は同サイトなどが8年1億8000万ドル(約284億円)と契約額を予想。しかし守備面や空振り率の高さが懸念され、2年総額3400万ドル(約52億7000万円)に収まった。日本人2選手を巡り米メディアの大型契約予想とは大きく異なる結果になっているものの、ともにまずはメジャーで活躍できることを証明し、将来FA市場に出た際に更なる巨額契約を勝ち取ることになるのだろうか。(Full-Count編集部)