「プロレス・ノア」(1日、日本武道館) GHCタッグ選手権試合が行われ、昨年5月4日の福岡大会を最後に新日本を退団した…

 「プロレス・ノア」(1日、日本武道館)

 GHCタッグ選手権試合が行われ、昨年5月4日の福岡大会を最後に新日本を退団した内藤哲也(43)が、BUSHIのパートナー「X」として電撃登場した。王者組の丸藤正道(46)、拳王(41)と対戦。13分16秒、BUSHIが丸藤を首固めで丸め込んで3カウントを奪い、ベルトを奪取した。

 「X」の正体はまさかの内藤だった。内藤率いるユニット「ロス・トランキーロス・デ・ハポン(LTJ)」のBUSHIの参戦は発表されていたものの、パートナーは大会当日まで謎のままだった。先にBUSHI、対戦相手の王者組が入場した後、新テーマ曲とともに黒いガウンの男がゆったり入場。大型ビジョンに「内藤哲也」の名前が表示されると大歓声が上がり、「内藤」コールの大合唱も涌き起こる中、マスクを脱ぐとその正体は練習生のRYUSEIだったが、今度は花道から本物の内藤が登場し、会場は大興奮に包まれた。

 試合は王者組のタッグワークにペースを握られたが、BUSHIが丸藤の一瞬の隙を突いて毒霧を噴射すると、首固めで丸め込んで3カウントを奪取。内藤は必殺技デスティーノこそ不発に終わったが、ノア参戦でいきなりタッグ王座を奪取し、久々の国内マットで存在感を示した。

 バックステージではBUSHIが「俺はこのベルトを手にして、内藤と新日本を辞めて良かったと思っているよ。俺の歴史で一番の大金星だ。次の挑戦者?内藤に決めてもらうよ」と誇らしげ。内藤はのらりくらりと口を開き、「どうしよっかな~?まあ、プランは今のところないかな。とりあえず今日寝て考えるよ。明日、朝起きたときに一番最初に浮かんだ人物が次の挑戦者なんじゃないのかな」と煙幕を張り、「そんなことより、紹介したいと思いますよ。新たなるパレハ(仲間)。RYUSEI」と、入場時に影武者も務めた練習生を招き入れた。

 GHCタッグ王座を手にしたものの、今後の動向については「次はどこで会えるのかな?日本で会えるのかな?プロレスリング・ノアのリングで会えるのかな?わからないけどさ、まあ勝手に想像して楽しんでよ」と、継続参戦も明言せず。「あとは新たなるパレハ、RYUSEIの声を聞いてあげてよ。アディオス!」。そう言い残して去ったが、RYUSEIも声を発することはなく共に去って行った。