「ATPファイナルズ」(11月12日~11月19日/イギリス・ロンドン/室内ハードコート)ダブルスの予選グループAのウッドブリッジ/ウッドフォード組で、ルーカシュ・クボト(ポーランド)/マルセロ・メロ(ブラジル)は11月15日、ボブ・ブライ…

「ATPファイナルズ」(11月12日~11月19日/イギリス・ロンドン/室内ハードコート)ダブルスの予選グループAのウッドブリッジ/ウッドフォード組で、ルーカシュ・クボト(ポーランド)/マルセロ・メロ(ブラジル)は11月15日、ボブ・ブライアン(アメリカ)/マイク・ブライアン(アメリカ)組と対戦し、6-4、6-3のストレートで勝利を納めた。試合時間は1時間2分だった。

クボト/メロ組はこれで、予選グループの成績を2勝とし、準決勝への進出を決めた格好で、ブライアン兄弟は次の試合に準決勝進出権の獲得を目指す。

ウッドブリッジ/ウッドフォード組では、両ペアが1勝で並んでおり、今回の対戦で勝てば、決勝トーナメントへの進出を決められる対戦だった。

メロはダブルスのランキングで1位、クボトも2位につけている選手同士で組んだ第1シードに対して、11位とトップ10目前につけている双子の兄弟ペアが挑んだ形だった。◇   ◇   ◇

クボト/メロ組、ブライアン兄弟ともに、ブレークの少ない第1セットで試合は幕を開けた。第3ゲームでの、クボト/メロ組が1度、ブレークしたほかは、両ペアともサービスのキープ。結局、クボト/メロ組がそのまま1セット目を取得した。

第2セットに入ると、両ペアともが序盤はキープを続ける。均衡が崩れたのは、3-3で迎えた第7ゲームで、クボト/メロ組がリターンゲームで、ブライアン兄弟のサービスを攻めてブレーク。大きなリードを確保した。

さらに、次のリターンゲームとなった9ゲーム目でも、クボト/メロ組は2マッチポイントを握った。1ポイントの追い上げは許すものの、マッチポイントを自分のものにし、準決勝進出の切符を手に入れた。

今回の対戦結果を受け、クボト/メロ組は、準決勝へ進出し、ブライアン兄弟は次戦以降に決勝トーナメント進出への望みを託した。(テニスデイリー編集部)

※勝利を祝うクボト/メロ組(写真はイバン・ドディグ(クロアチア)/マルセル・グラノイェルス(スペイン)と対戦した際のもの)

(Photo by Julian Finney/Getty Images)