2026年が幕を開けた。様々なトピックスで熱く盛り上がった高校野球界の昨年を、都道府県別に振り返ってみたい。 千葉県では…
2026年が幕を開けた。様々なトピックスで熱く盛り上がった高校野球界の昨年を、都道府県別に振り返ってみたい。
千葉県では夏の決勝で市船橋がドラマを演じた。延長10回タイブレークの末に大逆転のサヨナラ勝ち、3年ぶり7度目の甲子園出場を決めた。
序盤は0対2とリードされたが、5回に追いついた後、互いに1点ずつを奪って延長戦にもつれ込んだ。延長10回表に4点を失ったが、顔に死球を受けながらマスクをかぶり続けたスラッガー・花嶋 大和捕手(3年)の右中間への2点適時二塁打などで、一気に同点。6回途中からマウンドに上がり、好投を続けていた川崎 耕司投手(3年)が中前打を放って大逆転勝利を収めた。
敗れた八千代松陰は1998年以来、27年ぶりの夏甲子園にあと1歩で涙した。秋は県大会初戦敗退。春は3回戦で市船橋に1点差で敗れ、夏で「宿敵」を追い込んだが、またも涙をのんだ形となった。
春と秋は専大松戸が「戦国千葉」を制した。春は名門・習志野を破って春3連覇。秋は中央学院を破って3年ぶり2回目の優勝を決めた。前年秋は、今センバツに出場した千葉黎明に敗れ4強に終わったが、春で優勝し、関東大会準決勝ではセンバツで優勝した横浜(神奈川)に勝利。公式戦の連勝を27で止める価値ある勝利でもあった。結局、関東大会では準優勝を収めた。
秋は夏に敗れた中央学院を決勝でリベンジして優勝すると、関東大会でまたも横浜を準々決勝で破って4強入り。来年春のセンバツ出場を確実にしている。昨年秋から全国的に強さを誇っている横浜には連勝した専大松戸。「横浜キラー」として、しばらくは存在感を示しそうだ。
そのほか、名門の習志野が春準優勝。センバツに出場した千葉黎明は春夏秋とすべて8強に名を連ねた。公立の四街道は春夏ともに8強入りを決めている。「戦国千葉」は今年も熱い戦いを繰り広げてくれそうだ。