岡本の交渉に影響か? エンゼルスのアンソニー・レンドン三塁手(35)と球団が、契約と支払い方法を見直すことで合意したこと…
岡本の交渉に影響か? エンゼルスのアンソニー・レンドン三塁手(35)と球団が、契約と支払い方法を見直すことで合意したことが明らかになった。米メディアが30日(日本時間31日)、関係者の情報として伝えた。詳細は未定だが、契約最終年となる26年の年俸約3800万ドル(約59億円)を3年~5年の間で後払いする見込みとなった。
20年から7年総額2億4500万ドル(約380億円)の大型契約でエンゼルス入りしたレンドンは、移籍後、相次ぐ故障もあり、5年間でわずか257試合の出場にとどまった。開幕前に手術を受けた25年は全試合を欠場し、今オフは引退を前提に、球団と年俸支払いなどについて話し合いを進めていた。
今回の合意により、エ軍は資金面の運用範囲が明確となり、ポスティングでの米移籍を目指す巨人岡本和真内野手(29)との交渉にも影響を与えそうだ。実際、エ軍は12月上旬に行われたウインターミーティングの時点で、今オフの補強予算が組めず、その間、トレードや低予算の補強に終始してきた。だが、懸念材料だったレンドンの高額年俸を分割払いにできたことで、ある程度の増額が可能となった。
岡本と各球団の交渉期限は、米東部時間で1月4日午後5時(同5日午前7時)。これまで候補球団の中ではパイレーツが好条件を示しているものと見られており、パドレスなど複数候補の中で、エンゼルスの動向が注目される。