<プロボクシング:LifeTimeBoxingFights30大会>◇31日◇東京・大田区総合体育館元世界4階級制覇王者…

<プロボクシング:LifeTimeBoxingFights30大会>◇31日◇東京・大田区総合体育館

元世界4階級制覇王者でWBA世界バンタム級9位の井岡一翔(36)、WBA世界ライトフライ級2位吉良大弥(22=ともに志成)が世界挑戦権を懸けたWBAダブル挑戦者決定戦に臨む。同興行では現役レースクイーンの2人がラウンドガールを務める。「スーパー耐久」で24-25年のレースクイーン・オブ・ザ・イヤーに輝いたさかいゆりや、そしてさかいとともに「スーパー耐久」でレースクイーンを務めつつ、東京ドームでビールの売り子を務める「二刀流」前田星奈が大みそかのリングを彩る。

さかいは23年6月の井岡-ジョシュア・フランコ(米国)戦、同年末のホスベル・ペレス(ベネズエラ)戦、今年5月のフェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)戦でも井岡戦のラウンドガールを務めてきた。今年9月にグラビア写真集も発売され、勢いに乗っている。自身のファンがレースとともにボクシング会場にも足を運んでいることを感謝し「いろいろなスポーツのかけ橋になりたい。前回(井岡が連敗し)悔しい思いをしたので、今回は絶対に勝ってほしい」と期待を寄せた。

ラウンドガール初挑戦となる前田は、ラウンドボードを持ってリングウオークする“先輩”さかいの動きを見習いながらリハーサルしたという。前田は「初めてのラウンドガールなので楽しみ。実際に見るボクシングは迫力が違うと思うし、“先輩”のゆりあとともにしっかりとラウンドガールと務めたい。楽しみながら頑張りたい」と意気込んだ。

名前の聖奈はアイルトン・セナが由来。命名した母親が配信でラウンドガールの姿を見ることを楽しみにしてくれているそうだ。在はレースクイーンとともに東京ドームで8年間、ビールの売り子を務めているという。重量15キロものビールサーバーを背負い、階段を上り下りしており「来年も売り子はやります」と二刀流を継続を宣言するなど多方面で活動している。