ヤクルト池山隆寛新監督(60)が“キャラ立ち”を選手に求めた。プロ野球は人気商売とも言われる。まず野球で結果を出すことが…

ヤクルト池山隆寛新監督(60)が“キャラ立ち”を選手に求めた。プロ野球は人気商売とも言われる。まず野球で結果を出すことが第一。

池山監督 やっぱりアピールしていくためにもね。結局、ユニホームを着ていると、名前と背番号があるけど、私服になると、覚えられるまでは少し時間がかかる。新しい選手が入ってくる中、いかに1年間、自分を覚えてもらえるかというところはアピールポイントになってくると思う。野球だけではなく。

自身も現役時代はフルスイングで「ブンブン丸」の愛称で親しまれ、赤いリストバンドがトレードマークだった。高津前監督がクリスタルキングの「大都会」を熱唱し、それが「珍プレー・好プレー」の鉄板ネタとなったように、池山新監督もカメラの前で少年隊の「仮面舞踏会」を歌ったこともあった。

グラウンドで結果を出すだけでなく、キャラクター性もファンに認知されれば、自然と名前は売れていく。それは選手の価値にもつながる。「ファンの方に名前と顔を覚えてもらうのが、まず一番だと思う」と池山新監督。個性が輝く球界の人気者を育てていく。