中日井上一樹監督(54)が、絶対的守護神松山晋也投手(25)につなぐ勝利の方程式を確立する。「うちの一番の課題。カギにな…
中日井上一樹監督(54)が、絶対的守護神松山晋也投手(25)につなぐ勝利の方程式を確立する。「うちの一番の課題。カギになるポジション。7回8回問題は出てくるので2月のキャンプで見極めていきたい」。松山はセ歴代最多タイの46セーブでセーブ王を獲得。来季も9回は安心だ。だからこそ、バトンを渡す7、8回が重要となってくる。
4年連続50試合以上登板の清水達也投手(26)が腰痛のため来季復帰時期は未定。同じく4年連続50試合以上登板の藤嶋健人投手(27)や左腕の斎藤綱記投手(29)が勝ちパターン候補となる。
24年に西武で「アブレイユ」として52試合投げ28セーブ、11ホールドを挙げたアルベルト・アブレウ投手(30)を獲得。井上監督は「オレの中でもやっぱり後ろかなとは思っている」とリリーフとして期待している。
ウンベルト・メヒア投手(28)は今季シーズン中に先発から中継ぎに変更させリリーフでは21試合で12ホールド、防御率1・57と活躍。来日4年目の来季を勝ち取った。井上監督は「メヒアも半ば強引にオレが(中継ぎに)持っていった」と振り返り「(先発で)後ろもいける適性があるのか、連投がきくのか、考えてはめこみたい」と新たに現在の先発候補を配置転換する考えも明かした。【石橋隆雄】