DeNA入江大生投手(27)が“モイネロカーブ”習得を目指す。今季は開幕から抑えを務めて50試合に登板して22セーブ、防…

DeNA入江大生投手(27)が“モイネロカーブ”習得を目指す。今季は開幕から抑えを務めて50試合に登板して22セーブ、防御率3・15を記録した。さらなる飛躍を目指すべく「モイネロ選手のような感じで投げられたら。アクセントにもなるし、カウントもとれるし、勝負球にもなるという最強な感じにしたい」とパ・リーグMVP左腕の魔球を目標に掲げた。

今季は最速159キロの直球とフォークの2球種を軸に戦ってきたが、シーズン終盤は思うような数字を残せず。投球の引き出しを増やすために、シーズン中からウィック、バウアーにナックルカーブの握りや投げ方を取材してきた。来季もその姿勢は継続するつもりで、「映像で見るよりも投げている人の感性を聞きたい。練習と試合の感覚はまた違ってくると思うのでいろんな人に話を聞きながら自分のものにできれば」と持ち前のコミュニケーション力を生かして、話を聞きに行く。

オフシーズンは明大の後輩にあたる竹田と沖縄で自主トレ予定。1年間を戦い続けられる体作りに取り組む。「どんぶり大盛り、麺大盛り、おかず、サラダくらいは1食でいっちゃいます」と体重維持のため、食事面もトレーニングの一環として整えていく。